2023年11月18日

11月18日公開映画『NO 選挙,NO LIFE』

急に寒くなって襟巻きなしでは散歩も行けないほど。でも5000歩以上は歩いた。

夕方、近くに住む映友(I)さんからお大根の煮物、豚汁、酢の物をいただく。薄味だけどダシが染み込んでいておいしい。写メも忘れて、一気に全部食べてしまった。

🎬『NO 選挙,NO LIFE』前田亜紀監督/109分

選挙の立候補者や活動に裏側の面白さを伝えるフリーランスライター・畠山理は50歳。国政から地方選、海外まで、選挙取材歴は25年を超え、候補者を取材して、許可をもらって記事を信条としている。

それらを書籍にまとめた「黙殺〜報じられない「無頼系独立候補”たちの戦い〜」(集英社)は、第15回開高健ノンフィクション賞を受賞

そんな彼の日常を追ったドキュメンタリー。

212416AA-A9B9-449E-86CF-75FF510A3B78.jpeg

監督は『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』『劇場版 センキョナンデス』『国葬の日』のプロデューサー前田亜記さん。

いろんな立候補の方々を見せてもらった。やけどしそうなレベルの熱い方や、「そんなアホな……」と思う滑稽な立候補の理由を真面目にお話しする方など様々。

途中、安倍元総理の暗殺事件もあって、臨場感が増す中も取材をしていた。


posted by ミッキー at 19:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月17日

11月17日公開映画『OUT』

🎬『OUT』品川ヒロシ監督、脚本/129分


かつては「狛江の狂犬」と呼ばれた伝説の不良・井口達也(倉悠貴)は少年院から出所したが、その門の前で、暴走族「斬人」の副総長・安倍要(水上恒司)とケンカをしてしまい、ケンカには勝ったが、その日のうちに少年院に逆戻り。

そして数ヶ月後にめでたく出所、千葉の叔父夫妻(杉本哲太& 渡辺満里奈)に引き取られて、家業の焼肉屋で働きながら更生を目指していた。

達也に負けたことを仲間に知られたくない要は、秘密にすることを約束。この出会いがきっかけで仲良くなっていくが、達也の波乱に満ちた生活が始まって……。

17CB7EA2-EFAA-49DD-ADAA-76909F8FE397.jpeg

品川監督の『ドロップ』『漫才ギャング』そして『半径1メートルの君 上を向いて歩こう』などほとんど観ている。持ち味はスピード感のある台詞回しだ。時々クスッと笑わせてくれて、あっという間に映画が終わってしまう。

今作も期待どおりで主演の倉悠貴さんの喧嘩っ早いがお顔が童顔だったり、純情だったりして意外な役柄だった。

父がわりの叔父さんご夫婦が映画に温かみを添えていて◎。叔父さんの「お前はバカだが、クズじゃない!」に救われたはず。
posted by ミッキー at 20:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月16日

『死の十字路』『青春怪談』大須シネマにて

今日は寒さが少し緩んだので大須シネマに行った。やっていたのは1950〜60年に作られた日本映画2本。

C950D180-6037-4164-9C92-71635FA9FB7F.jpeg

🎬『死の十字路』井上梅次監督/101分/1956年

伊勢商事社長の伊勢省吾(三國連太郎)は秘書の晴美(新珠三千代)と愛人関係。晴美に部屋で会っていた時に、伊勢の妻が短刀を持って勢い込んで入ってきた。妻を止めようとしてはずみで手に駆け込んできた。何とか妻を抑えようしたがはずみで殺害してしまう。

伊勢は愛する晴美との生活を守るため、死体を車のトランクに押し込んで、伊勢が関係しているダムの工事現場に捨てようと車で向かうが、その途中のとある十字路でトラックと事故を起こしてしまう。

派出所で名前や車体番号を調べられたが、示談が成立して放免。トランクの死体は見つからずに済んだが……。

今なら、これぐらいの意外な展開には驚かないが、この年代なら観客はハラハラドキドキしたはず。原作は江戸川乱歩。配役としては元警官で今は探偵をやったちょっと腹黒い大坂志郎さんが抜群によかった。


🎬『青春怪談』市川崑監督/115分/1955年

男勝りなバレリーナの千春(北原三枝)と徹底的な合理主義者で、お金と時間にケチな美男子の慎一(三橋達也)は幼馴染。二人とも結婚などには興味もなく、うるさく結婚を迫る父や母にうんざりしている。

そこで千春の父(山村聰)と慎一の母(轟夕起子)を結婚させて、自分らは自由にと勝手に段取りをするが……。

題名は怪談がついているが完璧にコメディ。原作は獅子文六。

千春も慎一も仕事では多難だったが、颯爽とした男っぷり?が光る北原三枝。50歳でも少女のような轟夕起子、盗み聞きの婆や北林谷栄、千春に同姓愛を募らせる芦川いづみ、芸妓さんの嵯峨三智子等々、女優さんたちが見ものだった。

★来週は大須シネマで見られなかった『猫と、とうさん』をやるので、また行く予定。
posted by ミッキー at 18:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする