2023年10月06日

山形ドキュメンタリー映画祭2023(1)開会式 オープニング作品『Ryuichi Sakamoto | Opus』

3ED7CD66-92CB-41DA-9316-33224DC65BEE.png

昨日、7時の高速バスで上京。それから山形まで新幹線。けっこう混んでいたので皆んな映画祭に行くんだなぁと思っていたら山形までに随分少なくなってガラガラに。温泉旅行目当ての乗客だった。

4時に、4年ぶりに着いた山形は雨☂️でミッキーを出迎えてくれた。傘を持ってこなかった横着者ミッキー、そのままタクシーで開会式会場へ。すでに(暁)さんも会場最前列に。若い青年と会話していたので名刺交換した。山形の共同通信に方だった。

さて開会式は、通常に戻った喜びと開催8日間の至福に感謝をのべられて、厳かに開会宣言。そしてオープニング作品上映となった。

🎬『Ryuichi Sakamoto | Opus』空音央監督/アジア初上映

坂本自身の最初で最後の長編コンサート映画。約20曲をYAMAHAピアノで演奏。同じ速さばかりでうとうと‥‥目が覚めても同じような曲でまたうとうと……そのおかげで体力は回復したが、最後の2分の演出にはげんなり。ドキュメンタリーに徹して欲しかった。

 
posted by ミッキー at 08:48| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10月6日公開映画『アンダーカレント』

🎬『アンダーカレント』今泉力哉監督、脚本/143分

かなえ(真木よう子)は父の死後、家業の銭湯を継ぎ、大学時代の友人であった夫・悟(永山瑛太)とともに働きながら幸せな日々を送っていた。ところが悟は風呂屋組合の旅行先から忽然と失踪してしまう。

かなえはしばらく呆然としていて銭湯も閉めていたが、やっと営業を再開させるまでになった。

その数日後、堀(井浦新)と名乗る男が銭湯組合の紹介を通じて銭湯を手伝うことになった。アパートが見つかるまで住み込みで働くことになった彼は寸暇を惜しまず真面目に働いてくれた。

かなえの事情を知った大学時代の女友だち(江口のりこ)から失踪した夫を探すためにと、胡散臭い探偵・山崎(リリー・フランキー)を紹介されて行方を探すことになって……。

5D3A9FA7-D97E-4046-BFF6-5BC728FB8ED4.jpeg

原作は豊田徹也の長編コミック「アンダーカレント」で『街の上で』の今泉力哉監督が実写映画化。前作はいまいちピンと来なかったが、今作は143分、あっという間だった。

「一緒に住んでいて相手のことをわかっている」という思い込み、それとは反対に離れている期間が長くても「ずっと同じ思い出を持っていて、その相手を忘れない」という二つのことが作品に出てきた。

どんなに近くにいても、どんなに多く会話していても、いつも一緒で仲が良くても、アンダーカレント(底流のこと)はわからない。

どうにもならない八方塞がりの空気感を、脇のリリー・フランキーや江口のりこが軽妙な台詞まわしで救ってくれた。

posted by ミッキー at 00:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする