2023年10月19日

Netflix 10月19日公開『クリプトボーイ』

来週から「東京国際映画祭」が始まる。着ていくものを考えたり観たい作品をチョイスしたり、もう気分は映画祭モードで、至福の時間だ。東京映友さんたちの動向(観られる作品)も、いつ喫茶ルノアールでモーニング☕️をご一緒できるか、去年病みつきになったマトリキッチンにひとりで行けるか、とお目々も口福も両方気になっている。

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Netflix『クリプトボーイ』シェイディ・エル=ハムス監督。脚本/オランダ/103分

エジプト料理の店を営む父親とひとり息子の物語。息子は配達専門で料理は父親。店にくるお客でエジプトの人やお馴染みさんには無料で飲み食いさせる気前のいい父親だが、息子には厳しく小言が多い。息子はお調子者で口が達者。父親の古いやり方にいつも口喧嘩が始まる。

そんな息子が偶然に街かどで聞いた「暗号資産」の話に、これぞ自分の求めているものと感動して、次の日に背広を着て、その会社に面会にいくが……。

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クリプトの意味は暗号で、暗号資産とは、仮想通貨のこと。主にインターネット上での取引などに用いられる。

ミッキーにとって縁のない分野だけど、青年が口が達者で機転もきくのでトップのボスに気に入られて一躍大金持ち。父親の改装の資金を出したり、車や服に使ったりと贅沢三昧。

でも落とし穴にはまってしまい……というありきたりな流れだが、脚本が良く、父親が芸達者何で、最後まで一気見。







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2023年10月18日

ホヤが食べたくなった❗️11月3日公開『さよならほやマン』

秋晴れの今日。毎朝行く喫茶店まで遠回りで1500歩。40分ぐらい常連さんとおしゃべりして帰りも1500歩ほど歩いた。帰ってから自家製ヨーグルトにりんご、キウイ、バナナをぶちこんで茶碗いっぱい食べた。

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1日小分けして8000歩以上、そして毎日のヨーグルトがミッキーの(歳相応の)元気の元だ。


🎬『さよならほやマン』庄司輝秋監督、脚本/106分/11月3日より新宿ピカデリー、ミッドランドスクエアシネマ他にてロードショー公開

豊かな海に囲まれた美しい島・宮城県石巻市・網地島で、一人前の漁師を目指す正直者のアキラ(アフロ)は、「ほや」を獲るのが夏の間の仕事だ。船に乗ることができない弟で軽い精神障害のシゲル(黒崎煌代)と2人、島の人々に助けられながら、どうにか暮らしていた。

今も行方不明の両親と借金で大ピンチの時に、都会からふらりと島にやってきたワケあり気な様子の女性漫画家の美晴(呉城久美)が、庭先で散髪している兄弟の前で「この家、 私に売ってくれない?」と大金を紙袋から出して見せた。

女は締切が近いし、この家の電波が強いからすぐ仕事ができると頭金50万を無理矢理押し付けてズカズカ入り込んで来た。

女にも押しにも弱い兄弟は、奇妙な女との共同生活に戸惑うが……。

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映画チラシを見て、これ、真面目な映画なの?と思ってしまったが、網地島に行ってホヤを食べてみたくなった。自慢じゃないが一度も食べたことがない。78年生きているのに……。漫画家さんがペロリペロリとそう美味しそうでもない食べ方をしていたが、どんどんお口に入れていくので、どんな味だろう、刺身見たいかな、醤油つけてないな、等々気になって仕方ない。

ホヤの話はここまで。

映画は兄弟の過去、今、将来がバカバカしいやり取りの中で浮かび上がってくるのだ。その度に、経験した人しかわからない「想い」が伝わってきた。

★亡き父の弟に津田寛治さん、近所のおばちゃんに松金よね子さんが兄弟を見守っていた。

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2023年10月17日

ホラー度は高くないが……10月27日公開『トンソン荘事件の記録』

🎬『トンソン荘事件の記録』ユン・ジュンヒョン監督/韓国/87分/10月27日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋他にて全国順次ロードショー公開

1992年、釜山の旅館「トンソン荘」のアルバイトの男が、恋人を連れ込んで殺害。その様子をビデオカメラで撮影するという事件が起きる。逮捕された男の判決は無期懲役。だが仮釈放の 1 年前に自殺。

残虐な殺害の一部始終が収められたビデオテープは当局によって封印されたが、検事の間で話題になったいた。理由は殺害現場である部屋の鏡に映っていたものだった。それは学生服に身を包んだ少年で、そこにいるはずのない者だった。

取材班はその真相を突き止めるために調査を開始 。そして調査の様子を記録映画として撮影する。

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殺人事件の一部始終が収められたビデオに映ったものを追って、取材班が調査をする過程が「フェイクドキュメンタリー」で描かれるホラー作品。

フェイクとわかっていても、インタビューする関係者の深刻な口調にゾクっとしたり、真っ暗な事件現場に行く場面では、見ているミッキーも後に続いて覗き込んだりする臨場感で震えたが、それは始まりの30分ぐらい。

あとは見たくない場面もあるが、ホラーというより説明過多の脅しになっているのが残念。

良いのはいわゆる「音脅し」が少ないこと。ホラーとしては中級といったところ。
posted by ミッキー at 15:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする