昨日は青春切符で映画&♨️の日帰り旅をした。もちろんひとりで。
朝8時40分のバスで名古屋駅。9時2分の電車で岐阜。歩いてロイヤル劇場で1本。観たのは草笛光子主演の『悪魔の接吻』丸山誠治監督/87分/1959年作のスリラー。
12時前に終わって、すぐそばにあるお好み焼き食べて柳ヶ瀬商店街をぶらぶら。1時15分の下呂直通の普通電車に乗って3時15分着。
♨️に20分ほど入って4時2分の美濃太田行きに乗って ……乗り換え2回して名古屋に6時40分ごろ到着。7時過ぎのバスで帰ってきた.
帰って晩御飯を簡単に済ませて9時には寝床に。4時までぐっすり。有意義な青春切符の旅だった。
🎬『悪魔の接吻』丸山誠治監督/87分/1959年
紳士服の月賦販売のみゆき商会・社長伊藤浩三(河津清三郎)の妻幸江(坪内美詠子)は、夫から事業不振を聞かされていたが、運転手兼店員の内山(佐原健二)から「売り上げは伸びていますよ」と聞いて、夫に不信感を抱いた。調べて見ると夫が競馬のノミ行為で十万円を催促されているようだった。
一方、幸江の異母妹で女中の腹から生まれた恒子(草笛光子)は浩三と愛人関係。彼女は浩三に幸江を殺してしまうようそそのかした。世間は、社長夫人と運転手の内山が、情事の末に無理心中をとげたと思うように手筈を整えたが……。
60年以上前の正統派のスリラーに満足した。草笛光子さんの悪女ぶりも、手筈を整えたのにぐちゃぐちゃにした浩三の姪(笹るみ子)のお転婆わがまま娘ぶりが際立っていた。