2023年09月24日

前代未聞のワイルド・パニック❗️9月29日公開『コカイン・ベア』

🎬『コカイン・ベア』エリザベス・バンクス監督/アメリカ/95分/9月29日よりTOHOシネマズ日本橋、ミッドランドスクエアシネマ、伏見ミリオン座にて全国ロードショー公開

1985年。運び屋アンドリューはセスナ機に積んだ大量のコカインをジョージア州の森に投下するが、自分自身も誤って落下して死んでしまう。雇い主の麻薬王シドは、信頼するフィクサーのダヴィードにコカインの回収を命じる。

一方、絵を描くことが大好きな13歳の少女ディーディーは友人と学校をサボって森へ向かうが、そこで大量のコカインを食べて凶暴になったクマに遭遇。麻薬王の配下、子どもたちとその母、警察、レンジャー部隊たちが絡みあい、事態は思わぬ方向へと転がっていく。

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ジョージア州の森で、麻薬密売業者の飛行機から投下されたコカインを摂取した体重500ポンド(約227キログラム)の黒クマが、警察官、犯罪者、観光客、若者たちを標的に大暴れするダークコメディー。

コカインを麻薬業者が森に落としたことや大熊がコカイン過剰摂取で既に死んでいたという事実の話。CG 技術が進んでいる今なのに、ちょっと作り物くさい点はご愛嬌。

posted by ミッキー at 04:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月23日

9月23日公開映画『草原に抱かれて』

今朝のテレビで山形のアケビ農家のことをやっていた。そういえば、随分前に山形ドキュメンタリーに行った時に定宿近くの八百屋でアケビが山盛り200円ぐらいで売っていて、パックリ割れたアケビにハエがいたので買わなかったことを思い出した。10 月いっぱいが取れる時期なので、今度は久しぶりに食べてみようと、もう気分は(山形」に行っている。

🎬『草原に抱かれて』チャオ・スーシュエ監督/中国/96分

モンゴルの都会で馬頭琴を現代風にアレンジして演奏するミュージシャンのアルスは、兄一家と暮らす老齢の母から携帯に連絡があったので、折り返しかけて見ると、かけたことも、次男のアルスの名前も覚えていない。気になって兄一家の住む地に車で向かう。

そこには檻のようになった部屋に母はぼんやり座っていた。時には脱出してしまう認知症の母を兄夫婦がやむなく檻に入れているが「家に帰りたい、帰りたい」と言う母。アルスは兄が止めるのも聞かず、5年前まで住んでいた草原の家に母を連れて行った。

人の手を借りて一応住めるようにするが、母はすぐどこかに行くので長い綱を母につけてアルスと離れないようにした。家に帰って来たのに、また「家に帰りたい」といい募るのだった。

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中国の作品。きっとモンゴルの平原で撮影されたのだろう。大画面から溢れるばかりの大平原の天候の移り変わりの中で人間の営みが手探りで描かれていた。惚けた母の求める「家」はどこか……そこにはどんな思い出があったのか幻想的な音楽と共に探っていくロードムービーの末に見る母の笑顔に感動した。

★最後に流れる女声の歌声は、地声も頭声も見事にひとつづきになっていた。
posted by ミッキー at 09:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月22日

9月22日公開映画 『バーナデット ママは行方不明』

朝夕はだいぶ涼しくなった名古屋。もっと残暑が厳しいと思っていたがホッとしている。でも来月の5日から始まる山形ドキュメンタリー映画祭に何を着ていけば良いか、何を持っていけば良いかと頭を悩ませながら、秋冬の洋服の入ってコンテナを掘り返して?いる。
寝巻きも洋服も長袖かな……。

🎬『バーナデット ママは行方不明』リチャード・リンクレイター監督、脚本/アメリカ/108分/2019年

シアトルに暮らす元・鬼才建築家で今は専業主婦のバーナデット(ケイト・ブランシェット)は、一流企業に勤める夫エルジー(ビリー・クラダップ)や一人娘ビー(エマ・ネルソン)に囲まれ、幸せな日々を送っていた。しかし、バーナデッドは極度の人間嫌いで、隣人やママ友たちと上手くつきあうことができない。

かつて天才建築家として活躍しながらも夢を諦めた過去を持つ彼女は、現在の退屈な日々に次第に息苦しさを覚えていた。

そんな時、愛娘の提案で「家族で南極」へ行く話がまとまって……。

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少年の6歳から18歳までの成長と家族の暮らしを、実際に12年をかけて撮影した奇跡の映画『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督がケイト・ブランシェットを主演にして、マリア・センプルのベストセラー小説「バーナデットをさがせ!」を実写映画化したコメディドラマ。

なのに公開まで4年もかかって日本に来るなど不思議。

それにケイト・ブランシェットの前作(こちらの方が製作は遅かった)『ター』も天才、今度も天才で女優さんとはいえ、お疲れ様と労いたい。

でもミッキーは指揮者より建築家のケイト・ブランシェットが好き。南極の景色も抜群に良いし、娘のエマ・ネルソンも可愛い❗️超険悪なお隣さんとの交流?も見どころの一つだ。







posted by ミッキー at 08:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする