ウェス・アンダーソン監督最新作「アステロイド・シティ」の公開を記念して、雑誌《POPEYE》のシニアエディター・矢野氏をお迎えし
『アステロイド・シティ』や映画特集号の制作裏話まで、ティーチイン形式でのトークイベントを伏見ミリオン座にて開催いたします!
【日程】2023年9月3日(日)
【時間】14:00の回 「アステロイド・シティ」上映終了後よりトークイベント
【登壇者】『POPEYE』シニアエディター 矢野一斗さん(予定)
【場所】伏見ミリオン座にて
Netflix『ポイズニング: 食に潜む汚れた真実』ステファニー・ソエクティッグ監督/アメリカ/82分/2023年
身近に潜む食中毒の危険。専門家や被害者家族へのインタビューを交えながら、アメリカの食中毒の実態を検証するドキュメンタリー。
いったい何を食べたらいいか怖くなったが、大変勉強になったドキュメンタリー。
アメリカといえばハンバーガー、アメリカといえば大量生産とイメージするが、見ていると、もう世の中に安心して食べられるものってのはないんじゃないかと思ってしまう。畜産、農業の政治との絡みもよくわかった。
その原因は大腸菌に汚染された「水」。もっと元を探れば「牛から出た大腸菌」手軽に子どもたちが食べるハンバーガーはいろんな肉を混ぜ合わせてミンチにする。その中に紛れ込んだOー157は子どもらの口に入り、潜伏期間が1週間か10 日で発症。何人もの子たちが無惨な亡くなり方をしている。
「肉はちゃんと焼く」「ミンチは68°以上で焼く」で解決されるが、生野菜は、大量生産で機械で水をかけるが、農場の周りに牧場 があると糞尿処理の不手際で、周りの水も汚染されて、生野菜にかかってしまう。
2006年にアメリカで起こった「ほうれん草事件」は有名。 2006 年9 月、アメリカにおいて発生した腸管出血性大腸菌O157 アウトブ レイクは、疫学調査の結果、生ほうれん草が原因である特定された。 患者は 205 人で、特定のブランドのほうれん草を喫食しており、ほうれん草から患 者と同一株のO157 を検出した。
野菜を丁寧に洗っても完全には無くならないらしい……。