2023年06月02日

EUフィルムデーズ2023(1)『ルクセンブルク、ルクセンブルク』

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まだ空きがありそう。関東方面の方は是非 詳しくは https://eufilmdays.jp/

強烈台風予想の今日、朝7時発の高速バスで上京。明日明後日は監督さんも来日なさるので3日間楽しむ予定。

バス代が3300円✖️2、常宿が3600✖️3、映画は65歳以上だから310円✖️5 財布には現金32000円ほど。バス代、チケットは支払い済みだから持ち金以上使わないようにする予定だ。

今 森町パーキングでバス休憩。大嵐❗️トイレ行くのも傘が壊れそう……、東京はどんなかなぁ

無事に1時間遅れで東京に着いた。東京は雨は降っているが風はほぼない。

🎬『ルクセンブルク、ルクセンブルク』アントニオ・ルキッチ監督/ウクライナ/105分/2022年/特別上映/日本初上映

ウクライナのとある街に住む双子の兄弟コーリャとヴァーシャ。顔は当然似ているが、性格は正反対。コーリャは落ち着きのない問題児で、荒っぽい口調。シニア専用バスの運転手を不平不満を言いつつやっている。一方のヴァーシャは警官で美しい妻と幼い娘がいる。警官から刑事になろうと上を目指している。

生活はコーリャは愛情深い母親と同居していて、背骨を痛めて高額な治療(プールで首にゴムバンドをつけて引っ張る)を母親が出してくれている。ヴァーシャは、何かというと裕福な実家に幼子を連れて帰ってしまう嫁や義父に頭が上がらない。

そこにずっと音信が途絶えていた父の危篤をルクセンブルクの大使館から通知されたコーリャ。2人が幼いころに家を出て行ったきり一度も戻っていないがかすかな思い出はあった。遠いルクセンブルクまで会いに行きたいというコーリャに、大反対する母親とヴァーシャ。

ところがその後すぐに、乱暴な運転でシニアバスで人身事故を起こしてしまう。

これ、記者発表の時とオープニング上映の2回続けて観た。もし寝てしまった時にことを考えてオープニングもネットで買って置いた。1回目もウクライナやルクセンブルクの国情や最後のシーンで感動したが、2度観て最初に?と思ったことがわかった。

監督さんの意表を突いたストーリー展開、音楽のチョイスが良い。イタリアカンツォーネのオーソレミオ、オペラ「夢遊病の女」アミーナのアリア
「ああ、こんな風に萎れてしまった と歌うがアリアを最後まで聴かせてくれた。これが流れたシーンにぴったりの歌曲で大満足した。
是非とも公開していただきたいウクライナ作品。




posted by ミッキー at 07:11| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする