2023年05月28日

競うから協調へ 6月9日公開『テノール! 人生はハーモニー』

3日前から糠漬けをしている。母がずっとつけていた糠と美味しいお店の糠を合わせてつけている。冬場はおにぎりのように丸めて冷凍保存して。6月ごろに解凍。糠漬けの素を混ぜて毎年つけていたが、去年は漬けなかった。

2年経っているので心配したが上手く解凍できた。容器を探してもいつものタッパーがない。よくよく考えたら「メダカの容器」になっていた。すぐ百均に行って買ってきた。

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きゅうり、大根、みょうがの糠漬け。

🎬『テノール! 人生はハーモニー』クロード・ジディ・Jr.監督、脚本/フランス/101分/6月9日より新宿ピカデリー、ミッドランドスクエアシネマ他にて全国順次ロードショー公開

寿司の配達のためにオペラ座ガルニエ宮を訪れたラップ好きのフリーター青年アントワーヌ(MB14)は美しい女声の声に惹かれて、寿司を手渡した後も聴き惚れていたら「用が終わったら帰れ」とばかりに言われたので、お得意のラップで皮肉をきかせて返答をして、最後にオペラ調で締めくくって帰ってきた。
その歌声を聴いた指導者で元オペラ歌手のマリー(ミシェル・ラロック)はその声にオペラ歌手としての才能を感じて、彼のバイト先に訪ねたが……。

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パリ・オペラ座を舞台に、美声を持つラッパーとオペラ教師の出会いを描いたヒューマンドラマ。

ラップとクラシックのオペラでは180度違う世界。同じなのは声が勝負。ラップは言葉のセンス、オペラは声の量と演技。ここで同じなのが「息継ぎのタイミング」だ。

アントワーヌはオペラの手解きを受けるがラップの仲間内には内緒にしている。その気持ちは理解できた。「競う」ラップから「愛」が中心の筋書きのオペラだから気恥ずかしいのだろう。

でも、そんなことを乗り越えてオペラの方に進んでいくと思われる終わり方だったが、オペラのアリアだけ上手く感動的に歌えても、「オペラ歌手」になるのは、演技を含めて、語り部分、相手役との掛け合いの部分も含めて「全編」を歌いきってはじめて「オペラ歌手」と言えるので、彼がそれをどう乗り切れるかが心配になった。

★アントワーヌ役の方が3ヶ月の訓練を受けてアリアを見事に歌っていた。



posted by ミッキー at 11:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする