2023年05月15日

荻上監督、初の辛辣&激辛コメディ❗️5月26日公開『波紋』

小1ヶ月前から菓子類はやめている。それで気付いたことが二つあって、足のむくみが少なくなったなった。それと小水の間隔が広がった。これからも続けられたらと思っているが、いつまで続くやら……。

🎬『波紋』荻上直子監督、脚本/120分/5月26日よりTOHOシネマズ日本橋、伏見ミリオン座他にて全国ロードショー公開

スーパーで働く須藤依子(筒井真理子)は「緑命会」という新興宗教を信仰しながら心穏やかな日々を過ごしていた。そんなある日、10年ほど前に突然蒸発したに夫(光石研)が突然帰って来た。

自分の父の介護を妻に押しつけたままいなくなった夫は、癌になったので治療費を援助してほしいという。

一人息子の拓哉(磯村勇斗)は、九州の大学進学してそこで就職。夫が帰ってきてしばらくして聴覚に障害のある恋人を結婚相手として連れて来て……。

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『かもめ食堂』『めがね』『トイレット』、最近では『川っペリムコリッタ』でほんわかと楽しませてくれた荻上監督が痛烈な社会問題である「行方不明者、老人介護、新興宗教、障害者差別」といった現代社会が抱える問題に次々と翻弄される家族の姿を描いた人間ドラマ。


正直「荻上監督さん、元のような雰囲気の映画に戻ってぇー」と叫びたくなった。筒井真理子さんも光石研さんも気味が悪い、新興宗教の面々もおぞましい、息子さんの連れてきた妙に自信ありげな腹の座ったフィアンセも好きになれない……、唯一、この人は良い立ち位置と思ったのはスーパーの同僚のおばさん(木野花)だけ。大地震で部屋がぐちゃぐちゃになってから片付けられなくなったというセリフも感情移入できた。

そのぐちゃぐちゃの部屋を断って掃除する依子、あんなにスッキリさせていいのか、普通、捨てていいのか悪いのかを区別して隅の方に段ボールか何かにのけておくものなのに……演出が悪いのか、あれで依子の性格を現したのか判然としない。

そしてすごく気になったのがメダカの飼い方。あの鉢の位置なら雨水が入ったり、日光が当たりすぎたりで、卵を産んでも10年は持たない。軒下に置いて鉢の上に小さなスダレを掛けて欲しかった。





posted by ミッキー at 10:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする