2023年05月25日

ミーガン、それはやり過ぎ 6月9日公開『M3GAN ミーガン』

🎬 『M3GAN ミーガン』ジェラルド・ジョンストン監督/アメリカ/102分/6月9日より新宿ピカデリー、ミッドランドスクエアシネマ他にて全国ロードショー公開。

おもちゃ会社の女性研究者ジェマ(アリソン・ウィリアムズ)は、人間そっくりのAI人形「M3GAN(ミーガン)」を開発している。ミーガンは子どもにとって最高の友だちであり、親にとって最大の協力者となるようにプログラムされている。

そんな彼女が、交通事故で両親を亡くした姪ケイディ(バイオレット・マッグロウ)を引き取ることになった。子育てなど経験のないジェマは、あらゆる出来事からケイディを守るよう、ミーガンにインプットするが、ミーガンの行き過ぎた見守り愛は、どんどん過剰になって……。

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子どもを守るAI人形が引き起こす惨劇を描いたサイコスリラー。

昨日シネマスコーレで観た「ベニー・ラブズ・ユー』とリンクしているのでびっくり。お人形ホラーだ。ベニーはセサミストリートのようなお人形だが、ミーガンはお目々ぱっちりのかわいいお姉さんのようなお人形だ。

ジェマには懐かないケイデイもミーガンにはすぐ仲良くなって、いっときも離れないほど。ミーガンもケイデイの気に入らないことを排除するようになって、しまいには……、ストーリー展開は想像つくが、いとも簡単に「排除」してしまうので恐くなる。

これって人間が作ったものだから「暴走」は人間に向いているんだなと納得した。

こんな怖いおもちゃが子守りがわりに使うようになったら、世の中「死体累々」になってしまう。お年寄りの話し相手のミーガンならぬ「ローバン?」ぐらいが、ちょうど良いのではと思った。

posted by ミッキー at 21:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月24日

『ベニー・ラブズ・ユー』シネマスコーレにて

🎬『ベニー・ラブズ・ユー』カール・ホルト監督、脚本、撮影、編集、音楽、主演/イギリス/94分

おもちゃ会社にデザイナーとして働くジャック(カール・ホルト)は実家暮らし。35歳の誕生日に事故で両親を亡くしてしまう。

仕事でも失敗してお金に困った彼は家を売ることを決意。思い出の品を処分していく中で、幼い頃に大切にしていたぬいぐるみのベニーを捨てようとするが……。



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「未体験ゾーンの映画たち2023」の作品。

捨てようと思ったベニーが動き出して「昔みたいに遊んでー」「抱っこしてー」とジャックを想うあまりに「嫉妬」という歪んだ気持ちでジャックをまもろうと暴走。

ジャックを困らせる人を次々と殺して行く。最初は家を売るために雇った弁護士が殺されて ギョ❗️お隣の犬も❗️だんだんエスカレートしていく。

良いこともあって「かわいいキラー人形」の発案でおもちゃ会社の部長になったり、恋人ができたり……でも、幸せ気分でいるとベニーのご機嫌が悪くなって「愛する人」が殺されるので心ではLOVEなのに態度や言葉は「大嫌い」と言わないといけないジャック。

イギリス発のドタバタブラックコメディーだった。
posted by ミッキー at 23:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月23日

逃げ場なし❗️6月2日公開「ブラック・デーモン 絶体絶命』

🎬『ブラック・デーモン 絶体絶命』エイドリアン・グランバーグ監督/アメリカ/6月2より丸の内ピカデリー、名古屋ミッドランドスクエアシネマ他にて全国ロードショー公開

自分が勤めるニクソン石油会社の海底油田の視察とバカンスを兼ねて、妻イネス(フェルナンダ・ウレホラ)と子どもたち(姉オードリー/ビーナス・アリエルと弟トミー/カルロス・ソロルツァーノ)と一緒にメキシコを訪れたポール(ジョシュ・ルーカス)だったが、港町は以前の賑わいはなく、寂れていた。泊まろうとしていた人気ホテルは廃墟となっていて、今更ながら予約しておけば休業のこともわかったのにと妻に叱られるポール。そこには小さな食堂が一軒あるのみ。

なぜかアメリカから来た一家に怒りのような目を向けてくる住民たち。居心地が悪かったが、油田の視察も兼ねていたので、妻子を小さな食堂に4、5時間居させてもらってポール一人でボートで沖に出た。

港に残された妻子は土地の男がオードリーにちょっかいを出したので、大金を使って船を出してもらいポールのいる石油発掘基地に向かうが……。

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その港町の伝説の超巨大ザメ❗️と言われてもどんだけ大きいのか、観るまでは想像もできなかったが、モーターボート1台をひと飲み込みの迫力。沖にある油田開発の基地は3階建ての高さがあって頑丈にできているはずだが、サメが動けばそれが大きく揺れる。

そこには2人の男が生きていて、ポールで3人になる。そこに妻子3人がやってくるのだ。「あんなところに恐くて居られなかった、あなたはなかなか帰ってこないし」と泣きつく。小さな利口そうな男の子(表情もかわいい)はいろんなことに興味があって、土地の守り神の人形を持ってきたり、時々、救助の手助けになることを言ったりしていたが……、言えるのはここまで。

暑さしのぎにはピッタリな海洋サバイバルスリラー、公開を1ヶ月遅くした方がいいのに……。



posted by ミッキー at 23:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする