2023年04月04日

シドニーライフと映画日記(5)『The Whale』Dendy Cinemaにて

昨日エディと3人でホテルバイキングに行った。生牡蠣(日本のより小さめだがクリーミー)を15個ほど。ムール貝も10個ほど。これだけで元が取れそうだが、飲み物は水だけ。注文すると高いらしい。日本なら絶対ある飲み物がないなんて……。

寿司、中華、チーズ、ハム類、果物、サラダ類、ケーキでお腹はち切れそうになった。帰りに他店で飲んだコーヒーの美味しかったこと。晩は何にする?というともう晩はいらないと3人とも同意見。

ランチから帰ってきて3人とも爆睡2時間。その後デンディシネマで娘と一緒に『ザ・ホエール』を観た。

🎬『The Whale』ダーレン・アロノフスキー監督、脚本/アメリカ/117分

チャーリー(ブレンダン・フレイザー)は中年の男性。大学のオンラインで文学を教えて生計を立てている。住んでいるところはアパートの2階で大きな居間にトイレ、シャワー、ベッドルームがある部屋で一人。

そんな彼は、過去の行いが原因で現実逃避するように部屋から出なくなって、不安のあまりバカ喰い、運動不足で272キログラムまでの巨漢になってしまった。歩行器なしでは移動もままならないが頑なに入院を拒み、唯一の親友でもある看護師リズ(ホン・チャウ)に頼っている毎日。


そんなある日、チャーリーは病状の悪化により、自らの余命が幾ばくもないことを知り、離婚してからずっと音信不通だった17歳の娘エリー(セイディー・シンク)との関係を修復しようと決意する。ところが家にやってきたエリーは、学校生活と家庭で多くのトラブルを抱えていて……。

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この作品はアカデミー賞主演男優賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞している。期待してみたが2つの賞に関しては納得していない。もっと納得いかないことが2つ。1つは題名。なぜにクジラ?クジラの食べ物は、大量の小魚やオキアミで、非常に動きの激しい生き物。チャーリーの夢としての題名?だろうか……。

もう1つは声。確かに太って背の高い人の低音で柔らかい声だが、あれだけ太っていれば声帯も尋常でなくなり、もっとくぐもった声になってきれ切れの発声になると思う。滑らかに喋っていることはできないはず。

ブレンダン・フレイザーも心身の不調でハリウッドから姿を消していた時期もあったとか、だから感情移入できたろうが、あれだけ太るのはなまじのことではない。ましてや大学で教える教養人がと思うと、ミッキーは作品に対して感情移入できなかった。

★英語理解度30%だから勘違いしていることが多いと思う。日本に帰ってからもう一度見るのでまた改訂版をアップする予定。
★不躾だが「お亡くなりになった後」どうして部屋から出したり、埋葬したりしたか、とても気になった。
posted by ミッキー at 08:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする