寿司、中華、チーズ、ハム類、果物、サラダ類、ケーキでお腹はち切れそうになった。帰りに他店で飲んだコーヒーの美味しかったこと。晩は何にする?というともう晩はいらないと3人とも同意見。
ランチから帰ってきて3人とも爆睡2時間。その後デンディシネマで娘と一緒に『ザ・ホエール』を観た。
🎬『The Whale』ダーレン・アロノフスキー監督、脚本/アメリカ/117分
チャーリー(ブレンダン・フレイザー)は中年の男性。大学のオンラインで文学を教えて生計を立てている。住んでいるところはアパートの2階で大きな居間にトイレ、シャワー、ベッドルームがある部屋で一人。
そんな彼は、過去の行いが原因で現実逃避するように部屋から出なくなって、不安のあまりバカ喰い、運動不足で272キログラムまでの巨漢になってしまった。歩行器なしでは移動もままならないが頑なに入院を拒み、唯一の親友でもある看護師リズ(ホン・チャウ)に頼っている毎日。
そんなある日、チャーリーは病状の悪化により、自らの余命が幾ばくもないことを知り、離婚してからずっと音信不通だった17歳の娘エリー(セイディー・シンク)との関係を修復しようと決意する。ところが家にやってきたエリーは、学校生活と家庭で多くのトラブルを抱えていて……。

この作品はアカデミー賞主演男優賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞している。期待してみたが2つの賞に関しては納得していない。もっと納得いかないことが2つ。1つは題名。なぜにクジラ?クジラの食べ物は、大量の小魚やオキアミで、非常に動きの激しい生き物。チャーリーの夢としての題名?だろうか……。
もう1つは声。確かに太って背の高い人の低音で柔らかい声だが、あれだけ太っていれば声帯も尋常でなくなり、もっとくぐもった声になってきれ切れの発声になると思う。滑らかに喋っていることはできないはず。
ブレンダン・フレイザーも心身の不調でハリウッドから姿を消していた時期もあったとか、だから感情移入できたろうが、あれだけ太るのはなまじのことではない。ましてや大学で教える教養人がと思うと、ミッキーは作品に対して感情移入できなかった。
★英語理解度30%だから勘違いしていることが多いと思う。日本に帰ってからもう一度見るのでまた改訂版をアップする予定。
★不躾だが「お亡くなりになった後」どうして部屋から出したり、埋葬したりしたか、とても気になった。