今、シドニー時間で夜中4時。日本は夜中2時。
小雨が降って肌寒かった昨日は、チェコスロバキア映画を3本(シニア9ドル 日本円で約800円)観た。一番内容が理解できたのが『Good Old Czechs』で、古きチェコという意味。他の2つは眠ってしまって……ちんぷんかんぷん。
一応映画祭なのに挨拶の人がスクリーンの前に来て一通りのことを言ったがライトもなしで暗いところに立って喋って終わり。
本編の前に短編をつけて上映されたが、そんなこと知らないミッキーは「ええ?戦争関連に映画じゃなかったのか、恋愛映画だったか……」と軽く驚いた。で、寝たらしく目が覚めたら、観る予定の戦争映画だった。トホホ。
🎬『Good Old Czechs』トーマス・ボジャール、マルク・シンデルカ監督/チェコスロバキア/83分
チェコ空軍パイロット2名がチェコスロバキアからフランス、イギリスを経由して解放された首都プラハに戻るまでを当時の未公開の実写フィルムを繋ぎ合わせて作ったドキュメンタリー。
チェコスロバキアの歴史、地図などが頭にないと着いていけないと思う。ミッキーもあとから調べてみた。ポーランド、ルーマニア、東西ドイツ、ウクライナの一部、ハンガリー、オーストリア、ルーマニアなどが国境に接している。
訳もわからずみていたが、無音のフィルムに効果音、音楽(電子音や合唱、独唱)が程よい音量で入っていた。技術的には問題がないが英語字幕の消え方が早くて、それに気を取られていては画面が疎かになるので、中盤からは画面と耳だけで観た。どの戦争も荒廃した街、人々の表情、疲れた兵隊の動きなどは古今東西変わらなかった。
★これが一番お客も入っていて50人以上だった。山形ドキュメンタリー好みのようだが……繋ぎ合わせでドキュメンタリー?とも思う。