日本を3週間離れていて観てない映画がいっぱい。
今日は朝からマッサージを受けてから『トリとロキタ』『聖地には蜘蛛が巣を張る』試写『最後まで行く』『エスター ファースト・キル』『ザ・ホエール』を観た。
一番は『トリ・ロキタ』二番は『聖地には蜘蛛が巣を張る』で、このニ作品はオススメ。試写で観た5月公開の『最後まで行く』は韓国の方が……シネマスコーレで今韓国版をやっているので今週中にもう一度観る予定。そして絶対観たいと思った『エスター〜』はお金や時間返しての二歩?手前、『ザ・ホエール』は英語が理解できていないところがわかってスッキリしたが、全編「舞台もの」臭が鼻についてオススメレベルにはならなかった。
今さっき11時半に帰ってきたが雨や雷でぬれぬれになった。風邪をひかないようにあったかいお風呂に入って寝るとしよう。
2023年04月17日
ゆれゆれ✈️機内で映画三昧 『オットーという男』

無事、先程羽田に着きました。上の写真は昨日行った海岸で。
🎬『オットーという男』マーク・フォースター監督/アメリカ/126分
町の嫌われ者でいつも眉間に皺を寄せてへの字に口を曲げているオットー(トム・ハンクス)。少しでも間違っていることにもめくじらをたてて、近所をパトロールしている。挨拶をされても仏頂面で、野良猫を邪険に追っ払い、誰も彼の近くには寄って来ない。
しかし、新しくお向かえに引っ越してきた陽気な若い奥様女性マリソルとその家族が、彼の性格をものともせずに近寄ってきては、あれを貸してくれ、これはどうすればいいのか等々、遠慮なしで話すようになって……。

これ、時間がなくて観ていなかった。飛行機で観られて嬉しく飛びついたが、どこかで見たストーリーに気付いた。
後から調べたら、第89回アカデミー外国語映画賞ノミネートされた『幸せなひとりぼっち』のリメイクだった。この作品はスウェーデン映画でその年の洋画ベストテンに入れたが、アメリカリメイク版はいかにトム・ハンクスの変人ぶりがうまくても、ちょっと気が緩むと、善人「トム・ハンクス」が見えてくる。見るこちら側も「見なれたトム・ハンクス」を探すジレンマに陥ってしまう。
そういう点でスウェーデン版の方に軍配が上がるような気がした。
2023年04月16日
シドニーライフと映画日記(16)『Pearl』 邦題を『Pearl パール』として7月7日(金)より全国公開決定❗️
🎬『Pearl』タイ・ウェスト監督/アメリカ/103分/Dendy Cinemaにて
1918年。アメリカ・テキサス州のとある田舎町。パール(ミア・ゴス)は戦地に行った夫を待ちながら、義父の介護と酪農の仕事に追われていた。義母の威圧的な言動にも耐えていた。
そんな彼女の息抜きは映画鑑賞。パールはいつか自分も華やかな世界で輝くことを夢見ていた。だが、日頃の溜め込んだストレスのせいで彼女は動物を殺すなどの残虐行為をするようになっていく。
そんなある日、パールは町にやって来た映写技師と出会い、夢の実現への思いを抑えきれなくなっていく。それと同時に暴力性までが一気に爆発してしまう。

『X エックス』に登場した老婆パールの若かりし頃のお話が『Pearl』 まず『X エックス』の評から。
🎬『X エックス』タイ・ウェスト監督、脚本、編集/アメリカ/105分
よぼよぼの老夫婦の住む農場には離れ小屋(数人が泊まれる)があって、泊まりたい人は電話をかけて予約をとるようになっているが、人里離れていて名所など皆無でほとんど客はいない。周りには大きな池があって「ワニ」が棲んでいる。
そこにポルノ映画を撮ろうと機材やスタッフ、無名の俳優たち5、6人でやって来た撮影隊。貸し主の老人は「一人ではなかったか」と怒るが「余分に払うから頼むよ」と許可をもらう。
しばらくして徘徊、性的妄想がある家主の老妻がふらふらと離れ小屋をのぞき見していて……。
始まりが警察のパトカーが老夫婦の家を捜査しているので、結末はわかってしまうのがちょっと残念。
でもポルノ映画撮影と知らずに来た女優がいたり、録音技師の若い女が「私も出てみたい」と言い出したりで撮影も途中まではうまくいった。
その後、一人減り、二人減りと老夫婦の餌食になって……。
『Pearl』の公開はわからないが公開されたら是非是非❗️もう一度『Xエックス』も観たくなった。
悪女猛女烈女のPearlさんから目が離せなくなってしまった。Pearlを演じたミア・ゴスはすっごい女優さんだ。18分ほどの長セリフがあって、そのセツセツぶりは相当なもの。
観客はミッキー入れて15人ほど。みんな男性。でも最後のエンドロール中で皆さんお帰りに。ミッキーは「これは最後に何かある」と思ってみていて正解だった。シドニーの映画ファンは最後のエンドロールが流れるや否やすぐ帰ってしまい、会場に明かり、掃除の人が用具を持って入って立っているのだ。
日本とはえらい違いだ。でも『忠犬八公』だけはエンドロールと共にメイキングフィルムが流れたので全員かいzにいて楽しんでいた。
★ミア・ゴス主演の三部作の3作目『マクシーン』にはケヴィン・ベーコンも出ることがわかっている。
1918年。アメリカ・テキサス州のとある田舎町。パール(ミア・ゴス)は戦地に行った夫を待ちながら、義父の介護と酪農の仕事に追われていた。義母の威圧的な言動にも耐えていた。
そんな彼女の息抜きは映画鑑賞。パールはいつか自分も華やかな世界で輝くことを夢見ていた。だが、日頃の溜め込んだストレスのせいで彼女は動物を殺すなどの残虐行為をするようになっていく。
そんなある日、パールは町にやって来た映写技師と出会い、夢の実現への思いを抑えきれなくなっていく。それと同時に暴力性までが一気に爆発してしまう。

『X エックス』に登場した老婆パールの若かりし頃のお話が『Pearl』 まず『X エックス』の評から。
🎬『X エックス』タイ・ウェスト監督、脚本、編集/アメリカ/105分
よぼよぼの老夫婦の住む農場には離れ小屋(数人が泊まれる)があって、泊まりたい人は電話をかけて予約をとるようになっているが、人里離れていて名所など皆無でほとんど客はいない。周りには大きな池があって「ワニ」が棲んでいる。
そこにポルノ映画を撮ろうと機材やスタッフ、無名の俳優たち5、6人でやって来た撮影隊。貸し主の老人は「一人ではなかったか」と怒るが「余分に払うから頼むよ」と許可をもらう。
しばらくして徘徊、性的妄想がある家主の老妻がふらふらと離れ小屋をのぞき見していて……。
始まりが警察のパトカーが老夫婦の家を捜査しているので、結末はわかってしまうのがちょっと残念。
でもポルノ映画撮影と知らずに来た女優がいたり、録音技師の若い女が「私も出てみたい」と言い出したりで撮影も途中まではうまくいった。
その後、一人減り、二人減りと老夫婦の餌食になって……。
『Pearl』の公開はわからないが公開されたら是非是非❗️もう一度『Xエックス』も観たくなった。
悪女猛女烈女のPearlさんから目が離せなくなってしまった。Pearlを演じたミア・ゴスはすっごい女優さんだ。18分ほどの長セリフがあって、そのセツセツぶりは相当なもの。
観客はミッキー入れて15人ほど。みんな男性。でも最後のエンドロール中で皆さんお帰りに。ミッキーは「これは最後に何かある」と思ってみていて正解だった。シドニーの映画ファンは最後のエンドロールが流れるや否やすぐ帰ってしまい、会場に明かり、掃除の人が用具を持って入って立っているのだ。
日本とはえらい違いだ。でも『忠犬八公』だけはエンドロールと共にメイキングフィルムが流れたので全員かいzにいて楽しんでいた。
★ミア・ゴス主演の三部作の3作目『マクシーン』にはケヴィン・ベーコンも出ることがわかっている。