🎬『わたしの見ている世界が全て』佐近圭太郎監督、脚本/82分/センチュリーシネマにて
遥風(森田想)は大学を出て東京でベンチャー企業で活躍していた。目標達成のためには手段を選ばないやり方に「パワハラ被害も出ている」と上司から注意を受けたのを理由に退職。
時期を見て自ら事業を立ち上げて見返そうと部下1人を誘って準備に取り掛かかった遥風だったが資金面で苦戦していた。
そんな時、母の訃報を受けて実家に戻った彼女は、実家を売却して現金化することを家族に提案。姉(中村映里子)は興味を持たず兄(中崎敏)と弟(熊野善啓)は猛反対するが、遥風は彼らを実家から追い出すために策略をねる。

これ、とっても面白かった。緊張感がずっと切れなくて、台詞が強烈で兄妹と言えども遠慮なくグサグサと切り込んでくる。切り込まれた人も、返す言葉や言葉でなく態度で示すあたりが4人とも的確で、鋭くて「正直」。
まあ、これは「気持ちに正直」映画❗️まだみておられない方は是非、お楽しみあれ。
★この映画の終わり方は「ここからはあなたが作って〜」と言われているようだった。