2023年03月17日
大阪アジアン映画祭2023(6)『ユー&ミー&ミー』
🎬『ユー&ミー&ミー』ワンウェーウ・ホンウィワット、ウェーウワン・ホンウィワット監督/タイ/121分/日本初上映
翌年に2000年を控えた1999年。タイに住むある一卵性双生児の姉妹がいた。見分けるのは、ほくろがある方がミーで、ない方がユーだ。
両親は険悪な状態だが姉妹は仲良く、中学生になった今でも、いつも一緒で何でもお互いのことがわかっていた。
中学3年生のある日、ミーがユーになりすまして替わりに受けた数学の追試で、鉛筆を忘れたミーにマークという男の子が自分の鉛筆を折って渡してくれた。数日後、親切にしてくれたマイクに新しい鉛筆を持って教室に行くと、友人から彼が学校をやめたことを知る。
そして夏休み。両親の仲はもっと深刻になり、母に連れられて祖母が住むメナコーンパノムナコーンパノムに行くことになった。
おばあちゃんの家にあったタイの弦楽器・ピンを見つけ習うことにしたユー。その教室でマックスに出会うが…….。
一卵性双子の監督さんが、一卵性双子を主役にして映画作り。興味津々だ。2人して食べ放題にレストランでトイレでバトンタッチして交代して1人分で食べたり、映画も、学校テストも……。
主演も一卵性?と思ったが違ってた。双子二役を演じたのはティティヤ・ジラポーンシルプ❗️双子ちゃんが同じ男の子を好きになってからの演技は見事!の一言。その初恋の行方も両親の仲も、現実的に描かれているが幸せな気分で観終えることができた。