🎬『マジック・マイク ラストダンス』スティーブン・ソダーバーグ監督/アメリカ/112分/ミッドランドスクエアシネマにて
破産で全てを失い、今は海辺のホテルでバーテンとして働き⻑期間ステージから遠ざかっていた元ストリップダンサーのマイク(チャニング・テイタム)は、資産家と結婚して贅沢三昧の⼥性マックス(サルマ・ハエック)と出会う。
出会いはお酒を頼みに来たマックスとマイクが数分おしゃべりしただけなのに、いい身体してると思われてか浜辺の豪華別荘に呼びつけられる。
実はマックスはマイクの友人からすごい人気のあったストリップダンサーと聞いていて自宅に招いたのだ。
マックスは長い間、踊っていなかったので断るが、6000ドル払うから踊ってみてという願いにマックスを相手に踊り始める。
2013年公開の『マジック・マイク』から10年か……。けっこう記憶に残っている映画で男性ストリップという偏見をうち破ってくれた。当時、大好きだった(今は大好きがたくさんいて)マシュー・マコノヒーも出てた。
細〜いパンティ(?)の紐にお客が10ドル札などを挟み込んでキャーキャー叫んでいた。あんなに激しく踊るのに、うまく「肝心なもの」が見えないように工夫してあるので2度びっくり!
目の保養?+人生の転び方、再生の方法もたっぷり堪能できた。主演のチャニングが駆け出し俳優だった頃に、フロリダで男性ストリッパーとして生計を立てていた実体験からアイデアを得た作品だとか、どおりで鮮やかな動きだった!
以上は2013年の思い出感想だけど、今作は展開が荒っぽい。派手で動きもエロいけど、好みの男性もいなかった。一番ゲッときたのはサルマ・ハエックのダミ声。
あの舞台を小1ヶ月でやる設定も無理。マックスの娘(設定では実子?)目線のナレーションも意味ないと思う。
もう一度、口直しに『マジック・マイク』をDVDか配信で見たくなった。