文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2022」は、今年度の製作実地研修で完成した短編映画4作品を
2月17日(金)より角川シネマ有楽町にて1週間限定公開し、その後名古屋・大阪でも上映。
詳しくは http://www.vipo-ndjc.jp/screening/ippan2022/
🎬『デブリーズ』牧大我監督/30分
CM監督・和田と若手カメラマン・佐々木(山根和馬、森優作)は、会社を立ち上げた青木(カトウシンスケ)と共に、企業広告の撮影にスクラップ工場にきた。
早々と仕事を片付けて帰ろうとした時に、足元にあった針金やブリキの破片で作った小さい人型を見つけた。それを手に取ってながめていたがゴミと思ってポイと捨てたところ、天から奇妙な音がしてきて見上げているうちに、監督とカメラマンの2人が(青木は少し離れて携帯電話で通話中)、地下にずんずんと落下して行って……。
監督は以前作った映画の内容をカメラマンに聞かれていて「異星人と出会って、暮らして、いろいろあって、そんな感じ……」と言っていたが、まさにその通りの異世界生活が待っているというとっても個性的な作品。大道具さん、小道具さんが大活躍。
🎬『サボテンと海底』藤本楓監督/30分
今年35歳の俳優・柳田佳典(宮田佳典)は映画やCMの撮影前に俳優やタレントの代わりに準備作業を請け負うスタンドインの仕事をしている。
映画に出たい気持ちを諦めたわけではないがチャンスに恵まれない日々だ。そんなある日、柳田の元に映画の主演オーディションの話が舞い込んで……。
柳田所属のプロダクションの社長がふせえりさん❗️柳田を励ますように表彰していた。役には恵まれない境遇だが柳田は幸せ者と感じた。
映画などの見えないお仕事を理解することができた。終わり方も清々しく楽しませてくれた。