2023年02月19日

鉄の魔術師と呼ばれた男 3月3日公開『エッフェル塔〜創造者の愛〜』

🎬『エッフェル塔〜創造者の愛〜』マルタン・ブルブロン監督/フランス/108 分/3月3日よりシネスィッチ銀座、伏見ミリオン座他にて全国ロードショー公開。

世界各国の観光案内に必ず出てくる写真といえば、日本は富士山、オーストラリアはオ ペラハウス、中国は万里の長城、そしてフランスはエッフェル塔だ。

そのエッフェル塔 を設計・建築したギュスターヴ・エッフェル(1832〜1923)の半生に、心に秘めた恋を色 付けして描かれた作品。

彼はエッフェル塔の前にアメリカを象徴する自由の女神像の骨組みも制作協力していた人物で、すでに建築家として名声を得ていた。

ギュスターヴ・エッフェル(ロマン・デュリス)は 1889 年に開催される「パリ万国博覧 会」のシンボルモニュメントには全く興味がなかった。それより一般市民が便利に使える 地下鉄工事をしたいと希望していた。だが、大臣主催のパーティーでモニュメントのコン クールに出るよう強く要望された。

そこで久しぶりに旧友の新聞記者アントワーヌ(ピエール・ドゥラドンシャン)に再会 するが、彼の妻はかつて将来を固く約束したアドリエンヌ(エマ・マッキー)だった。彼 女からの助言でエッフェルは「誰でもが見ることができるパリの真ん中に 300m の塔を鉄で 造るなら」と条件を出してコンクールに応募する。言うまでもなくエッフェルに建築が任 されるが......。

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ロマン・デュリスは去年公開『キャメラを止めるな!』の熱血監督役で大奮闘。今作で は建築物に対しての探究心と実行力を持つシリアスな男を演じている。

生涯をかけた恋は「鉄の貴婦人=エッフェル塔」に因んで付け加えた部分だが、人と馬 で主力の工事が進む中、資金集め、市民からの苦情、バチカンから大聖堂より高くなるの は屈辱だとクレームが入り困難を極めたことなどは史実に基づいている。

今もフランスのシンボルとして君臨するエッフェル塔には、完成時から現在まで世界中 から 3 億人の観光客が訪れている。


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2023年02月18日

2月17日公開映画(2)Netflix『スマホを落としただけなのに』

Netflix『スマホを落としただけなのに』キム・テジュン監督/韓国/117分

仕事から帰宅するバスにスマホを置き忘れてしまったナミ(チョン・ウヒ)は、ジュニョン(イム・シワン)という若い男性が偶然拾ってくれたおかげで取り戻すことができたが、実は手に戻る前にスマホに細工が施されていて、彼女の居場所、趣味、好み、仕事、お金、ソーシャルネットワークのすべてが、ジュニョンに知られてしまう。

そんなことなど夢にも思っていない彼女だったが、喫茶店を経営する父親からスマホを見過ぎだ、と注意されていた。

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2018年公開で北川景子主演『スマホを落としただけなのに』の韓国版リメイク。同じNetflixの北川景子主演の映画も見られるので二つ頑張って見たが、女優さんの綺麗さは日本(ミッキー好みで)だが、ストーリー展開の怖さは韓国の方に軍配が上がる、

何せ欠点なしの美青年イム・シワンさん。「内面」怖ーいし、「表面」やさしぃーし、どうしていいかわからなくなった。こんな老婆でさえ心揺さぶられる美青年。特に口元がいい。

Netflixは何回見ても1000円以内だから暇になったら、ちょこちょこシワンさんだけ見よっと。



posted by ミッキー at 00:22| Comment(0) | DVD Netflix | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月17日

2月17日公開映画(1)『別れる決心』

🎬『別れる決心』パク・チャヌク監督、脚本/韓国/138分

生真面目な刑事ヘジュン(パク・ヘイル)は、ある男性が山で転落死した事件を捜査することになる。彼は被害者の妻ソレ(タン・ウェイ)に疑念を抱くようになるが、謎めいた彼女に魅了され徐々に気持ちが抑えられなくなった。

一方、ソレもまたヘジュンを好ましく思うようになって……。

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第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で監督賞を受賞し、アカデミーの韓国代表作品で、『オールド・ボーイ』『お嬢さん』のパク・チャヌク監督によるサスペンス。『殺人の追憶』の犯人とみなされたパク・ヘイル、『ラスト、コーション』のタン・ウェイだから、期待満々で観たが……。

がっかり度70❗️非常にがっかり!もっと秘密めいたものを勝手に求めていたミッキー。あらわすぎて目もあてられない。真面目で奥さん想いの夫が思わぬ恋心を抱くまでの躊躇する感じが全く見て取れなかった。

ソレのあー言えば、こー答える尋問も、刑事ならツッコミようがあるのに、そこで「惚れて」どうする(怒)と思った。

余分なことだがチラシも嫌い。手錠で結ばれた2人はいただけない。パク・ヘイルの顔も良くない。もっといい写真はなかったのか……と腹立ちまみれの評になってしまった。
posted by ミッキー at 17:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする