🎬『ippo』柄本時生監督、製作、脚本/76分
東京・下落合のアパートで久しぶりに再会した友人同士の眠れぬ夜「ムーンライト下落合」は加瀬亮と宇野祥平。
とある団地の公園でスーツ姿の兄と作業着の弟が不思議な会話を繰り広げる「約束」は渋川清彦と柄本時生。
フランスのとある田舎町で偶然に出会った画家とモデルの話「フランスにいる」加藤一浩と高良健吾。
劇作家・演出家の加藤一浩が脚本を担当していて3作品目には出演もしている。
あと一押しなんだけど、志が高くて理解できない箇所が多々あった。俳優としての柄本時生は台詞回しが上手いので好きな俳優さんだが、監督としては期待はずれだった。
3番目の「フランスにいる」の場面で、高良健吾さんのお耳たぶが透き通っていて、ドキッとした。撮影の四宮秀俊氏の手腕に驚いた。この瞬間だけでもシニア料金の元は取れた。