今朝は10時から今池シネマテークで上映する『ベイウォーク』を観てから、名古屋駅西口のシネマスコーレで『覗き屋』を観た。それからミリオン座に行きたかったが、あまりにも風が強く、寒いので2本だけで帰ってきた。あったかいウドンでもと思ったが雪が降りそうな空模様になってきたので、真っ直ぐに家に帰った。
もし交通が遮断されたら野菜が値上がりすると思うのでブロッコリー、カブ、蓮根、人参、大根半分を買って、重いの頑張って持ち帰った。
ちょっと遅い昼ご飯を食べてから夕寝。3時から7時まで寝てしまった。今、おきたばかり、外をみたら雪がしんしんと降っている。
🎬『ベイウォーク』粂田剛監督、撮影、編集/90分
マニラの海沿いの整備された遊歩道・ベイウォークには、夜になると路上生活者たちが集まってくる。
58歳の赤塚崇さんはかつて裏社会で生きてきたが、十年以上前に、フィリピンでいい話があって資金を2000万円投資してこの地にきたが、騙されて一文なし。日本にも帰ることが出来なくなって、今では、露店のタバコ売りを手伝い、夜はベイウォークで路上生活をしている。
一方、62歳の関谷正美さんは、楽しい老後を夢見て日本から単身移住を決め、ベイウォーク近くの高層アパートメントを購入して、思い通りに内装家具も揃えて暮らし始める。しかし現地の人たちを信用できない彼は何をやっても上手くいかず、部屋に閉じこもるようになってしまう。
対照的な暮らしを送る2人に焦点を当て、それぞれの行く末を追う。
娘がオーストラリアのシドニーで現地の人と結婚して暮らしているが、自分の生まれた国以外で暮らすということはいろいろ条件が揃っていても思うようにならないことが多いらしい。時々日本に帰ってくると1か月も日本にいると帰りたくなくなると数年前まで言っていたのを思い出す。
金持ち、貧乏問わず日本は住みやすい国だと思う。
マニラで暮らす男二人。生き方も境遇も違いはあるが、どこか(失礼を承知で言うが)育ち切っていないように感じた。
二人ともお人柄は悪くないと感じたし、昔はハンサムだったに違いない。前作の『なれのはて』の4人の男もそうだった。もしハンサムでなかったら デブだったら身を持ち崩すまでならなかったように思うが……。
★字幕が相変わらず小さいので困った。