雨降りは意外と好きなミッキー。歩いて15分の大須シネマでやっている『牛乳屋フランキー』を観てきた。
映画はモノクロで、中平康監督、脚本。1956年の作品。もちろんフランキー堺が主演。牛乳配達しながらいろんなことにぶつかって成長していくと共に周りの人達の手助けもするというコメディー。
お懐かしい俳優さんたち(坪内美詠子、市村俊幸、宍戸錠、中原早苗、岡田眞澄、小沢昭一、ドクトル・チエ子、丹下キヨ子、水の江瀧子……がゾロゾロ出てきて、うーんと楽しめた。お客はミッキー入れて5人だった。
Netflix『きっと見つける』スティーヴン・ヘレク監督/アメリカ/95分
大学を卒業しても就職もせず実家に戻った青年フィールディング(ジョニー・ベルヒトルト)は大学時代から飼っていた病持ちの犬ゴンカーも一緒に実家へ。父親(ロブ・ロウ)や母親(キンバリー・ウィリアムズ=ペイズリー)は驚くが、次第にゴンカを可愛がるようになった。
そんなある日、自然歩道アパラチアン・トレイルでキツネを追いかけて行ったゴンカは行方不明になってしまう。病のために一ヶ月に一回治療のための注射をしなければ命にかかわるゴンカで家族の心配は頂点に……。
実話をベースにしたポールズ・トゥートンギの著書を実写化したドラマ。ストーリーは先の先まで読めてしまうがいろんな方法で探す家族たちが丁寧に描かれていて好感えお持った。
ただ、ワンちゃんが本当に会いたかった飼い主に飛びつく演技はちょっと物足りない。毎年行ってたシドニーの娘宅に2匹のかわいいワンちゃんがいて、外国旅行に行ってた娘の婿が帰ってきたとわかる瞬間は狂ったように飛びついてなめ回して、それはそれは大騒ぎだった。
そんな喜び方でなかったのでちょっと残念だった。