2022年12月12日

久しぶりの大阪(1)『ボーダレス アイランド』シネ・ヌーヴォにて

久しぶりに大阪に行った。用事を済ませてから『ボーダレス アイランド』『あなたの微笑み』を九条のシネ・ヌーヴォで観た。4年ぶりで、駅から迷わずに行けたのでまだボケてないとちょっと嬉しくなった。

🎬『ボーダレス アイランド』岸本司監督、脚本/日本、台湾/101分


台北で母と暮らす女子高生のロロ(リー・ジャーイン)は、古い本に挟まれた1枚の風景写真を見つける。写真の裏に日本人の父の名前が書かれていた。母から、父は生後間もロロと母を捨てて故郷の沖縄へ帰ったと聞かされていた。

ロロは父に会って真相を確かめようと日本語を勉強中の友人アーロン(朝井大智)を誘って沖縄に向かう。

しかし写真を手がかりに目指した「みらく島」は旧盆の3日間、島民以外の立ち入りを禁じていた。だがロロとアーロンは頼み込んで船に乗り込み、島へ向かうが……。

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台湾から沖縄を訪れた2人が、旧盆「ウンケーの日」に起こる不思議な出来事に遭遇するファンタジックドラマ。

日本でもお盆には死者の霊が帰ってくると言われているが、この島では生身の人が死んだ当時のまま戻って来るのでびっくり。家では好きな食べ物を用意して、一年に一回の逢瀬を死人も家人も楽しみに待っている。

島の放送でなるべく外出は控えるようにと島民に知らせている。戦争で死んだ英霊も迷い出てくる場合もあって(この場面はゾンビ映画のようになった)危険な時もあるからだ。

霊を呼ぶ能力のある女性の力で、ロロのお父さんとは最後に会うことができて終わるが、来年のお盆には、お母さんと一緒にこの島にきてお父さんに会わせてあげたらなぁと思った。

映画の作りは拙いところはあったが、筋みちがしっかりしていたので最後まで見続けられた。


posted by ミッキー at 07:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする