受験も就職活動も失敗し、恋人もいない冴えない若者・日野三春（吉沢亮）は、コンビニで3年間ほぼ深夜アルバイトをしている。クリスマスで世の中は浮かれていたが、黒いサンタ服を着た男が突然現れ「今日から正社員だ」と言って、三春を無理やり北極へと連れ去ってしまう。
北極にある「サンタクロースハウス会社」は給料30万円、ボーナスも出ると聞いて喜んだが、仕事は世界中の子どもたちにプレゼントを配るという激務。その会社には「ある秘密」があって……。
この会社の中に三春のアパートがそのまま空中移動していて、新しく社員になった志乃ちゃん（橋本環奈）という可愛い同僚もいるので三春は勤めることにしたが、お仕事は「悪い子にもプレゼント」する黒サンタという仕事。それも新入社員には段階的にテストがあって心配する三春だが、3年間のコンビニ激務で体力や手作業が早く、難なく通過して行く。
ご家族で楽しめるクリスマスコメディー。
🎬『エンドロールのつづき』パン・ナリン監督、脚本、美術／インド、アメリカ、フランス／112分／2023年1月20日公開
インドの田舎町で暮らす9歳の少年サマイ（バビン・ラバリ）は、学校に通いながら父のチャイ店を手伝っている。厳格な父は映画を低劣なものと考えているが、信仰するカーリー女神の映画だけは家族で映画を見に行く。
初めて経験する映画の世界にすっかり心を奪われたサマイは再び映画館に忍び込むが、チケット代を払えず追い出されてしまう。それを見た映写技師ファザルは、料理上手なサマイの母が作る弁当と引き換えに映写室から映画を見せると提案。サマイは映写窓から見る様々な映画に圧倒され、自分も映画を作りたいと思うようになる。 映画好きにはたまらない作品。映画の国インドならではの映像も、貧しい中での家族の結びつきも鮮やかに描かれていた。
🎬『湯道』鈴木雅之監督／126分／2023年2月23日公開
亡き父が遺した銭湯「まるきん温泉」に長男で建築家の三浦史朗（生田斗真）が東京から突然帰って来た。店を切り盛りする弟・悟朗（濱田岳）に、銭湯をやめて、一階をコインシャワールームにして上階をマンションに建て替えようと話を持ちかける。
「親父の葬儀にも来なかったのに！」と兄を無視する悟朗。新しく入った住み込みバイトのいづみ（橋本環奈！）は仲の悪い兄弟に戸惑うが、どんな時でもお風呂にくるお客様を明るくむかえていた。
橋本環奈ちゃん、今日の試写で2回出ていた。ミッキーはこちらの環奈ちゃんが好き！それにミッキーもお風呂大好き。東京銀座のお風呂屋さんであまりに熱い湯に水を入れようとしてググーっと睨まれた経験があるので、その場面では吹き出してしまった。
公開されるのは2月、とっても寒ーい時だから観たら絶対お風呂屋さんに行きたくなるだろうな。
