2022年12月25日

感染か、墜落か、2023年1月6日公開『非常宣言』

🎬『非常宣言』ハン・ジェリム監督、脚本、編集/韓国/141分/1月6日より丸の内ピカデリー、新宿バルト9、名古屋109シネマズ他にて全国ロードショー公開

娘とハワイへ向かう飛行機恐怖症(ワケあり)のジェイ・ヒョク(イ・ビョンホン)は、空港でつきまとう若い男(イム・シワン)に遭遇するが、同じKI501便に搭乗したので不安になる。

その便はハワイにむかって飛び立つが、離陸後間もなくトイレに入った乗客男性がトイレに粉が舞っていたと乗務員に苦情をっていたがまもなく死亡。直後に、次々と乗客が発熱や体が痒くなり、死亡する人まで出て、機内は恐怖でパニックになる。

一方、妻と母親と3人でハワイ旅行をするはずだったベテラン刑事のク・イノ(ソン・ガンホ)は飛行機テロを通告する動画が出回っているという通報のせいでハワイには行けなくなった。調べていくうちにマンションの一室にたどり着くが、その一室から腐乱死体が発見され、ビデオテープから妻や母親が乗った飛行機のバイオテロの予告が映し出されていて……。

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韓国大スターがせいぞろい。ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル等々。しかし最初字幕で出てきた「非常宣言」の意味が全く映画内ではキキメがなく、あれはなんだったのかと疑問。

飛行機全体が得体の知れない伝染するウィルスに汚染されているからどの国も(日本も)受け入れ拒否。こういう時に「人道主義を発揮する日本や無責任な政治家の韓国」をまるっきり反対に描かれていて、気分は良くないが、それを除けば「楽しめる飛行機テロ」映画。
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2022年12月24日

恋のトゲはなかなか抜けない 2023年1月6日公開『恋のいばら』

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名古屋は12、3センチの積雪。それでも喫茶店☕️とマッサージに長靴を履いて行って来た。

🎬『恋のいばら』城定秀夫監督、脚本/98分

駆け出しの写真家の湯川健太朗(渡邊圭祐)に突然振られた富田桃(松本穂香)は、彼のSNSで現在の彼女・真島莉子(玉城ティナ)の存在を知る。自分とは何もかもが真逆の莉子に興味を抱いて調べるうちに、本人を突き止め、彼女がいつも乗るバスに同乗して話しかける。

莉子は湯川の元カノと言う桃に不機嫌に応対するが「リベンジポルノって知っていますか?」「彼が撮った二人の秘密の写真データを取り返したい」と切り出す。

そに時は気にしないふりをして別れたが、思い当たるふしもあって……。

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予想とは違う展開となってちょっと驚いた。女の子2人の正反対が自然でいて違いぶりが良かった。女にだらしなく浮気男という設定だが、ちょっとボケたおばあちゃんと同居して優しく声をかけている男だから悪い範疇には入らない。

そのおばあちゃん(白川和子)の様子ややってることが、これまた意外で……。ほぼ若い人向きに映画だが老人もしなやかに描かれていて好感を持った。

posted by ミッキー at 10:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月23日

12月23日公開映画『かがみの孤城』

今日は朝から年賀状を書いて散歩がてら投函してきた。去年まで14枚だったが今年は8枚に。ほとんどメールでクリスマスと年賀をしているが目上の方々には年賀状を出している。一挙には数が減ってちょっとしんみり。

🎬『かがみの孤城』原恵一監督/116分

中学生のこころ(声: 當真あみ)は学校に居場所をなくし、部屋に閉じこもる日々を送っていた。そんなある日、部屋の鏡が突然光を放ち、鏡の中に吸い込まれてしまう。

そこは、おとぎ話に出てくる城のような建物の大広間で、6人の見知らぬ中学生たちがいた。そこに、狼のお面をかぶった少女「オオカミさま」(声: 芦田愛菜)が姿を現し、ここにいる7人は選ばれた存在で、この城のどこかに秘密の鍵が1つだけ隠してある。見つけた人にはどんな願いでもかなえると言う。

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直木賞作家・辻村深月の同名ベストセラー小説を『カラフル』の原恵一監督がアニメ化。

『カラフル』からの大ファン。今作も満足した❗️ストーリー展開もイチャモンなし。この監督さんのアニメにできる「影」が好き。声の方々も違和感なしで見られた。

ストーリーの先が見えているように感じる出だしだが、ところがどっこい、一筋縄ではいかない。最後まで好奇心いっぱいで見終えた。

小学生高学年以上なら老若男女問わず楽しめるはず。是非クリスマスやお正月に家族でご覧いただきたい。
posted by ミッキー at 11:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする