パウラとシモン夫婦は、夜に家の近くを車で走っていたときに、白い車線を歩く少女を発見。少女は体の具合が悪いらしく、夫婦の車で病院に連れて行く。
その後、少女は口が聞けないこともあって身元などは分からず、警察の世話で専門施設に入るが、気になったパウラは時々施設に訪ねて行って、自分の周りの一定の範囲から出られない少女と工夫して遊んだりしていた。
クララという名前の看護師の名前に反応したのでクララと呼ばれるようになった少女は、パウラたちのおかげもあってだいぶ明るくなった。クララもパウラが好きなようなので、治療のためにパウラとシモンが自宅で世話をすることになって……。

とっても良く出来ている部分と「これは理解できない」部分があるサスペンス映画。クララはチョークで回りを囲んだ部分でしか平静でおられない気質があって、その点がこの作品の価値を上げている。
でも犯人が分かってきてからが「ありえん❗️」の連続。最初の引き込まれて度が高いのでサスペンス慣れしている方にはオススメしない。