2022年10月25日

第35回東京国際映画祭2022(1)オープニング作品『ラーゲリより愛を込めて』 

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🎬 『ラーゲリより愛を込めて』瀬々敬久監督/133分

1945年、零下40度のシベリアで一日に黒パン一個の食料、過酷な労働のノルマが決められ死んでいく者が続出する強制収容所に捕虜の山本幡男(二宮和也)はいた。

ロシア文学に惹かれ、大学でロシア語を専攻し収容所内で通訳もした彼は、スパイ容疑がかけられ一層酷い扱いを受けていた。      劣悪な環境の不満や捕虜同士の諍いの中で「きっと、ダモイ(帰国)の日は必ず来る!」と皆を励まし、文字の書けない男に教えたり、俳句をつくったりと厳しい状況の暮らしにささやかな光を見いだしていた。

彼自身も美しい妻・モジミ(北川景子)や可愛い4人の子と約束した「必ず帰る」を胸に秘めていた。

今「ラーゲリ」と聞いてすぐに理解できる方は何人いらっしゃるだろうか。戦後すぐに生また私も、今回ご紹介する作品を観るまでは「第二次世界大戦後のソ連の捕虜収用所」と大雑把な知識しかなく、極寒の地での抑留生活や過酷な労働のことはほとんど知らなかった。 

1945年、零下40度のシベリアで一日に黒パン一個の食料、過酷な労働のノルマが決められ死んでいく者が続出する強制収容所に捕虜の山本幡男(二宮和也)はいた。
ロシア文学に惹かれ、大学でロシア語を専攻し収容所内で通訳もした彼は、スパイ容疑がかけられ一層酷い扱いを受けていた。      劣悪な環境の不満や捕虜同士の諍いの中で「きっと、ダモイ(帰国)の日は必ず来る!」と皆を励まし、文字の書けない男に教えたり、俳句をつくったりと厳しい状況の暮らしにささやかな光を見いだしていた。

彼自身も美しい妻・モジミ(北川景子)や可愛い4人の子と約束した「必ず帰る」を胸に秘めていた。

★これは実話で原作は1992年な発刊された辺見じゅん氏の「収容所からの手紙」、メガホンを取ったのは『64ーロクヨンー前編後編』『菊とギロチン』の瀬々敬久監督。主役2人の熱演は観る者の心にも光を灯してくれた。
★公開は12月9日
posted by ミッキー at 05:18| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする