朝9時半までゆっくり寝た。メダカちゃんに餌をやって、酢レンコンのサラダ、残り物の味噌汁、餅一個の朝食。今週公開の『チコちゃんに叱られる!on STAGE そのとき歴史はチコっと動いた!』を観に名古屋茶屋まで行った。途中退場❗️チコちゃんにしかられるそうだが子どもだってつまんないだろうと思うレベル。「こんなの作ってんじゃねーーーーよ」って言いたい。
🎬『夜明けまでバス停で』高橋伴明監督/91分
昼間はアクセサリー作りを教えたり委託販売して、夜は焼き鳥屋で住み込みのパートとして働く北林三知子(板谷由夏)は、コロナ禍の中で焼き鳥屋は休業。働く場所も住むところも失った。どうにか老人施設に住み込みの職を見つけて行ってみると、施設はコロナ患者が出て、今日で閉じることになったと言われる。
元同僚から「その後元気?」「次に職場はどうなの?」とラインが来ても窮状を打ち明けない三知子。彼女が最終的に寝るところは最終バスが出たあとの停留所だった……。
観ているのも辛い映画だった。2020年11月に起きた「幡ヶ谷バス停殺人事件」を基にして『 BOX 袴田事件 命とは』『痛くない死に方』の高橋伴明監督が映画化。
ミッキーはこのニュースを覚えていたが周りの人は1人も知っている人はいなかった。現実の事件では不幸な終わり方だったが、映画は最後の方は光がさすように作られていてホッとした。
貧しくても働く場所と寝る場所がある中年女性が、何かのきっかけでずるずるっとホームレスになる時間って2週間ぐらいで出来上がってしまう展開にぞっとした。そうなる前に、何か手立てがなかったのか、いろいろ考えさせられた……。