自分が病で余命わずかだと知った若い女性サラ(カレン・ギラン)は、死期の迫った者が家族や恋人を慰めるために自分のクローンを作るプログラム「リプレイスメント(継承者)」の利用を決めた。
生きている間にクローンへ引き継ぎするサラは、恋人や両親とどんどん親しくなっていくクローンの姿に寂しさを覚えた。
だが、彼女の病が奇跡的に完治したことが判明。クローンとの共存は法律で禁止されているため、サラはクローンとの決闘をすることになって……。

クローンとそのオリジナルである若い女性の生き残りをかけた死闘を描いたSFサスペンス。
こんなこと思いついて映画にするなんて……でもストーリーには興味津々。こんなクローン技術が有れば世界はオリジナルが淘汰され、ほぼクローンの世界にならないか、そういう映画あったはず。
そんなに技術が発達してるなら誤診や病気を防ぐ研究を高めたらいいのに……映画にならないけど。
驚いたことに「決闘のためのジム」があってそこのベテラン先生(アーロン・ポール)がとっても存在感があった。
さて、サラの決闘はどちらが生き残ったか、劇場でお楽しみいただきたい。