🎬『3つの鍵』ナンニ・モレッティ監督、製作、脚本/イタリア、フランス/119分
ある夜、建物に車が衝突し女性が亡くなる。運転していたのは3階に住む裁判官夫婦の息子アンドレア。2階に住むモニカは夫が長期出張中のため一人で出産のため病院に向かう。1階の夫婦はやむない事情で幼い娘を向かいの老人夫婦に預ける。
それぞれが予想もしなかった家族の不和を引き起こし、次第に追い詰めていく。
同じアパートに20年も30年も同じ屋根の下で何もないなど思っていないが、裁判沙汰になるのはあまり聞かない。(一軒家なら土地の境界線でよくもめている)このアパートは一等地にあって眺めもよくて広々と(30坪はありそう)している余裕のある暮らしぶりだ。
主だった3家族はそれぞれに悩みがある。裁判官夫婦の息子が不良で世の中を甘く見ている。
娘かわいさにお迎えの部屋の老人からいたずらされたと勘ぐる父親。
赤ん坊を産んだばかりなのに旦那は海外でひとり育児で心細い若妻(アルバ・ロルバケル)。
そんな3世帯を、まるで覗き見するようにじっくり見せてもらった。
映画は5年ごとに映されていて、意外な展開を要領よくみせてくれたのも良かった。
しかし、詳しくは書けないが、最後不良の息子と過保護な母親(マルゲリータ・ブイ)が見つめ会うシーンが、どういう経緯でそうなったかわからなかった。💤寝ないで最後まで見たはずだが、無意識に寝てたのかな…。
★ローバ・ミッキーもよろしく
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