🎬『君の名前で僕を呼んで』ルカ・グァダニーノ監督/イタリア、フランス、ブラジル、アメリカ/132分
1983年の夏。家族で北イタリアの避暑地に来た17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、大学教授の父が書生がわりに連れてきた24歳の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)と出会う。
はじめこそ反発心のあったエリオだったが、自転車で町に行ったり、プールで泳いだりしているうちに、親密さが増していって、離れがたい気持ちになって……。
アーミー・ハマー、ティモシー・シャラメに会いたくて、歩いて15分の大須シネマに行った。これは劇場で3回目。
別荘内部とその周りの風景がいい。古くから別荘を守る庭師やお手伝いさんがいて、適度な裕福さが身についている知的な家族だ。
エリオは作曲か指揮科を目指しているのか編曲していて五線紙に音符を書いていた。ピアノも弾いていた。
若いエリオにとってこの夏は絶対、絶対、忘れることの出来ないひと夏の経験だけど、彼を遠くから見守るような眼差しを向ける両親、別荘の使用人、村人の存在の描き方が秀逸な作品だった。
★今回も素敵な男優さんで目の保養をさせてもらった。大須シネマは他に『Summer of 85』『同級生』がかかっていた。
★ローバ・ミッキーもよろしく。https://www.myhappysecondlife.com/topics/tags/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC