かつて日本には「穢多」「非人」と呼ばれる賤民が存在した。1871年に明治政府が発した「解放令」により賤民身分は廃止されたが、その後も彼らが住んでいた地域は「部落」と差別は現在も続いている。

3時間半かけてこれだけの内容かとがっかりした。全然このことを知らない「若い人」には説明不足で、いろいろ見聞きしているミッキーには目新しいことは何もなかった。
地域の若い青年たちの言葉にハッとするのもなく、年寄りの言葉は聞きなれたものばから。
実名で出てくる地名には少し驚いたがネット検索したらすぐにわかる時代だ。
先月公開された『山歌』やもうすぐ公開される『破戒』(島崎藤村「破戒」を60年ぶりに映画化)にも通じると思って今池シネマテークで2200円出して見たが、その割には勉強にならなかった。
★監督は、屠場とそこで働く人々を捉えたドキュメンタリー「にくのひと」で第1回田原総一朗ノンフィクション賞を受賞。