熊本県宇土市で7男3女と暮らすご夫婦、岸英治さんと信子さん。子どもたち、一人ひとりに溢れんばかりの愛を注ぎ、大家族ならではの暮らしの工夫が映し出されている。
長い歳月の中で自宅の火事、熊本地震、信子さんの入院等々の困難にあっても、その度に夫婦や家族で乗り越えていく様子を追っている。
熊本県で10人の子どもたちと生きる夫婦を21年間にわたって追い続けたドキュメンタリー。
ミッキーは2人の子を育てたが、山あり谷ありだった。今、思うと山には感謝しないといけないが、「谷」は今から思うと「欲張り」が元凶で特筆すべきものではなかった。だから岸さんご夫婦を知って、根本は「愛し合える、話し合える夫婦仲」が一番大事だとわかった。
今、ロングラン上映している『ぼけますから、よろしくお願いします。〜おかえり お母さん〜』のご夫婦もそうだった。もう手遅れかもしれないが見習いたいものだ。
★一番印象に残ったのは、必ず親子が2人っきりで子どもとの時間を作っているところ。
★ナレーションは俳優の板谷由夏。
