2022年05月31日

2022年5月のブログ・リスト

5月1日 永遠のプリンセスの素顔に迫る 5月6日公開『オードリー・ヘプバーン』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220501-1.html
5月2日 DVD『スウィッチ』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220502-1.html
5月3日『スターフィッシュ』シネマスコーレにてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220503-1.html
5月4日 Netflix『素晴らしき哉、人生!』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220504-1.html
5月5日 Netflix『本番まで、あと7日』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220505-1.html
5月6日 生きるべき場所はどこだ!5月13日公開『生きててよかった』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220506-1.html
5月7日 DVD『奴隷の島、消えた人々』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220507-1.html
5月8日 道を外れないように運転します!5月21日公開『人生ドライブ』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220508-1.html
5月9日 Netflix『バッド・シード』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220509-1.html
5月10日 シリーズものにしてほしい!5月13日公開『劇場版 おいしい給食 卒業』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220510-1.html
5月11日『マイスモールランド』名古屋ミッドランドスクエアシネマにて http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220511-1.html
5月12日『チェルノブイリ1986』ミッドランドスクエアシネマ2にてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220512-1.html
5月13日 5月13日公開映画(1)『バニシング 未解決事件』『シン・ウルトラマン』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220513-1.html
5月14日 5月13日公開映画(2)『グロリアス 世界を動かした女たち』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220514-1.html
5月15日 ヒナゲシの花からヒマワリに 5月20日公開『シング・ア・ソング 〜笑顔を咲かす歌声〜』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220515-1.html
5月16日 Netflix『マンソン・ファミリーの休暇』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220516-1.html
5月17日『ニトラム』名古屋伏見ミリオン座にてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220517-1.html
5月18日 花開くコリア・アニメーション2022+アジアhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220518-1.html
5月19日 オンラインでイタリア映画祭(1)『小さなからだ』『マルクスは待ってくれる』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220519-1.html
5月20日 オンラインでイタリア映画祭(2)『笑いの王』『内なる檻』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220520-1.html
5月21日 オンラインでイタリア映画祭(3)『アメリカ・ラティーナ』『そして私たちは愚か者のように見過ごしてきた』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220521-1.html
5月22日 オンラインでイタリア映画祭(4)『ある日、ローマの別れ』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220522-1.html
5月23日 Netflix『我々の父親』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220523-1.html
5月24日 東京2020オリンピックの「真実」が見えてくる 6月3日公開『東京2020オリンピック SIDE:A』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220524-1.html
5月25日『東京⇔パリ 青春の条件』岐阜ロイヤル劇場にてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220525-1.html
5月26日 安住の場所は遠く6月10日公開『FLEE フリー』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220526-1.html
5月27日 5月27日公開映画(1)『帰らない日曜日』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220527-1.html
5月28日 5月27日公開映画(2)『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220528-1.html
5月29日 EUフィルムデーズ2022のお知らせhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220529-1.html
5月30日 まずは洗面器で顔つけから 6月10日公開『はい、泳げません』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220530-1.html
5月31日 2022年5月のブログ・リスト
posted by ミッキー at 02:15| Comment(0) | ブログ・リスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月30日

まず洗面器で顔つけから 6月10日公開『はい、泳げません』

昨日は暑かった。お水、帽子、塩飴をバッグに入れて栄近辺で友人たち3人が月一の喫茶店を開くというにで出掛けてみた。マンションの一階で(元はお店らしい)やっていて、喫茶店といらんものを持ち寄った雑貨、陶器、衣服、タオル、本などが行儀良く並んでいた。

気持ちだけ箱に入れるようになっていて、ミッキーは紺色のパンツとお皿をもらった。箱に500円入れた。

喫茶店では、まずアイスコーヒー。その後串に刺した野菜フライを頼んだ。その中でも大根フライが特に美味しかった。広い場所でゆっくり20人ほど集まれる場所だった。映友繋がりだったので自然と映画の話になった。

アイスコーヒー350円、野菜フライ5本で800円、シフォンケーキ250円、洋服など気持ちだけ500円で1時間半おしゃべりした。もっと安く済むと思ったが、場所借りたり材料費高騰で残りを3人で分けても…‥と思うと、月一ならまた来ようと思った。

🎬『はい、泳げません』渡辺謙作監督、脚本/113分/6月10日よりTOHOシネマズ日本橋、109シネマズ名古屋他にて全国ロードショー公開。

大学で哲学を教えている小鳥遊雄司(長谷川博己)は著書を出し、学生たちからも評判よく順調な日々が続いていたが、彼には水に対する苦い体験などのトラウマがあって「泳げない」ことが大きな弱点だった。

ある日、大学構内のスイミングクラブの張り紙を見て意を決して行ってみると「私が絶対泳げるようにします!」と自信満々に言い切った水泳指導員・薄原静香(綾瀬はるか)に、早速初心者クラスに、海水パンツを借りてそのまま参加。

グループにはほぼ中年の女性ばかり。すぐに不安からお腹が痛くなって……。

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綾瀬はるかの喜劇役者としての力は最高❗️水着姿も最高❗️そんな彼女は小鳥と正反対で水の中ではスーイスイなのに陸?では、おっとこれは書かないでおこう。

小鳥が泳げないのは弱点でも、女たちの中に男一人入って行く勇気は、ミッキーに言わせれば、そっちの方がランクが上だと思う。だから泳げるようになった彼は「無敵」な人生が待っている……あ、これもここまでしか書けないので劇場でお確かめいただきたい。



posted by ミッキー at 05:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月29日

「EUフィルムデーズ2022」のお知らせ

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欧州連合(EU)加盟国の在日大使館・文化機関が提供する作品を一堂に上映するユニークな映画祭。20回目の今年はEU加盟全27カ国が参加し、EUが重視するソーシャル・インクルージョン:社会的に弱い立場にある人を排除・孤立させることなく、共に支え合う社会をテーマとした作品を東京、京都、オンラインで上映。

詳しくは https://eufilmdays.jp

既に観た作品の感想などを少しずつ。

🎬 『オライの決断』メフメト・アキフ・ビュユアタライ監督/ドイツ/100分

ちょっとした口喧嘩がもとで禁句である言葉「タラーク!」と3回、妻の留守電に入れてしまった夫オライは、後悔するが後の祭り。イスラムの法に詳しい人に相談すると「仮離婚して3ヶ月離れなければならない」と教えられた。

日本なら江戸時代の「三行半 みくだりはん」だ。夫から一方的に離縁される。タラークを3回言ってしまうと、1回離婚して別の人と結婚しないと、同じ人とは再婚できないというのが、伝統的なイスラームの教え。オライは心底、妻(美人さん)に惚れているので心配でならない。

🎬 『TOVE/トーベ』ザイダ・バリルート監督/フィンランド、スウェーデン/103分

1944年のヘルシンキ。戦時中、防空壕の中で怖がる子どもたちに語った物語からムーミンの世界を作ったトーベ・ヤンソンは、爆風で窓が吹き飛んだアトリエで暮らし始める。

有名な彫刻家で厳格な父とは相反する彼女の生活だが、一方、自分の表現と美術界の流れへの葛藤と恋愛を経て、舞台演出家の女性ヴィヴィカ・バンドラーと出会い、互いに惹かれあっていく。

ムーミンの物語の作者トーベ・ヤンソンの半生を描いている。

🎬『わたしはダフネ』フェデリコ・ボンディ監督、脚本/イタリア/94分

父のルイジと母のマリアと一人娘のダフネ(カロリーナ・ラスパンティ)は休暇のバカンスを楽しんでいたが、帰りぎわにマリアが倒れてしまう。すぐに病院に運ばれるが治療の甲斐なく亡くなってしまう。

突然の母の死でダフネは泣き叫び狂乱する。父(アントニオ・ピオバネリ)は落ち着かせようとするが、彼女は興奮するばかりだった。

マリアの葬儀が終わり普段の生活に戻る父娘。ダフネは勤務先のスーパーマーケットの同僚や友人の支えによって少しずつ平静さを取り戻し、明るい表情も出てきた。

だが父は寂しさと不安で家業のアンティークのお店も閉じていて一向にお店を開けようとしない。そんな父の様子にダフネは母の故郷トスカーナに電車と徒歩で行こうと提案する。

🎬『ルッツ』アレックス・カミーレ監督/マルタ/94分

漁師のジェスマーク(ジェスマーク・シクルーナ)は、祖父の代から受け継いだルッツに穴が空いていることに気づく。漁業で生活するには先が見えない状態の中で、修理にかかる代金や修理中の無収入を思うと気が重くなるジェスマークだった。

妻との間に生まれたばかりの男の子は、体重が増えないから発達障害かもしれないと高価な粉ミルクを飲むように医師に言われる。

妻は裕福な実家をあてにせざる得ない生活状況に赤子を連れて実家に一時的に帰ってしまった。残されたジェスマークは……。

ジェスマークの心優しさが漁のやり方や、子どもを抱く手つきなどから伝わってきた。美しい妻も実家に帰ってしまうが愛が薄れたのではないこともわかった。仕事と家庭の両立が難しいのは、ここマルタだけに限らない。世界のどこでも起こりうる若い夫婦の物語だ。

🎬『THE MOLE』マッツ・ブリュガー監督/デンマーク、ノルウェー、イギリス、スウェーデン

デンマークの元料理人のウルリクは、北朝鮮の闇を暴きたいという強い好奇心を抱き、スペインに本部がある北朝鮮との文化交流団体KFAにスパイとして入り込む。そこで数年間かけてKFA会長の信頼を勝ち取り、中心メンバーになる。コペンハーゲン出身で麻薬密売人の相棒と共に、独裁国家・北朝鮮に潜入。信頼を得たKFA会長の橋渡しで、武器や麻薬を製造、供給する北朝鮮の国際犯罪組織に潜り込んでいった。

デンマークの男性が北朝鮮の国際的な武器密輸の組織に潜り込み、隠しマイク、隠しカメラで、実態を暴き出したドキュメンタリー。「嘘でしょ?」「まさか!」の連続だった。北朝鮮に入り込んでものの見事にトップの方にまで会った実話『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」(2018)以上の緊張感でハラハラドキドキ。これ事実のことだが、ちょっと北朝鮮上層部の詰めが甘かったようだ。

まあこれが事実なんだから、ヘマをした交渉の高官たちは、今ごろ生きていない……可能性もある。ブリュガー監督は2009年に『ザ・レッド・チャペル』という衝撃的な作品を撮り北朝鮮を怒らせて入国禁止になった。
posted by ミッキー at 06:58| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする