2022年03月24日

青少年の劣悪環境から自立を目指して 4月8日公開『旅のはじまり』

シネマジャーナル105号の原稿締め切りや他のところのもので書くのが迫っているのに、こういう時に決まって細かいところの汚れが気になって掃除をし出すミッキー。一昨日は玄関床、昨日は家中の取っ手とベランダに出るガラス戸の溝……。マッサージの先生が右肩こってますね、またパソコンですかと言われたが、大方はいらぬ掃除のせいだ。

🎬『旅のはじまり』松本和巳監督/85分/4月8日よりシネ・リーブル池袋他にて順次ロードショー公開

家族関係や環境が恵まれなかった子ども時代を送った青年たちと、自立に向けて手助けする大人たちに密着取材したドキュメンタリー。

出てきた青年たちは幼少期から家庭に問題があった方々。数人の若者たちが出てきたが、皆、自分の過去を振り返りながら正直な気持ちを語ってくれた。

この青年らの「成功例」は稀なのか?こんなに自信を取り戻しつつある彼らは、元々自立能力が備わった子たちだったか?などと思って見てしまった。

指導者として出て来られた女の方にちょっと違和感を感じた。良いのか悪いのか、おしゃれに気合いが入っていて、青年らへの話しかけが幾分命令口調で早口。精神科医もなぜだか取り澄ました感じが気になった。

ドキュメンタリーは出てくる人で勝負!青年らはピカイチだったが、それを支える方で作品の価値を下げているように思えた。
posted by ミッキー at 00:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする