2022年02月21日

ボクたちはゴキブリ同然の扱いを受けている 2月26日公開『牛久』

昨日、用事があって名古屋駅に行った。行きは運動のために5000歩ほど歩いて行ったが、帰りはバスに乗ろうとバス停で座っていたら、可愛い女子高生が2人して話しているのを聞こえてきた。

「バレンタインにチョコ渡したら、3月のホワイトデーに旅行プレゼントするって言われてさぁー」

「泊まり?家、許す?」「だからー、まやちゃんと行くと言ったら許してくれるしー」

「わたし?旅行中、家からでれんじゃ」「なんでー」「わたしが外に出て、ママにあったらどうする?うちのママとあんたのママも会うかもしれんよ」

「そんなこと、そうないし、3年になったら受験だしー」「やめて、高校になってからにしやー」

ええ!中学生?(これはミッキーの心の中) それも中2?

しばらくしてバスが来て乗る時にちらっと中学生を見ると2人ともバッチリお化粧しておしゃれしていた。特別不良でもない。

映画でも学園ものがたくさん観ているが「映画の中の中学生」の方がおとなしい。5分ぐらいの短編映画を観たような気分になった。


🎬『牛久』トーマス・アッシュ監督/日本/87分/2月26日より渋谷シアター・イメージフォーラム他にて全国順次ロードショー公開

茨城県牛久市にある東日本入国管理センターに収容された人々の証言を通し、日本の入管収容所の実態を捉えたドキュメンタリー。

日本でドキュメンタリー作品を撮り続けてきたアメリカ出身のトーマス・アッシュ監督が、施設の厳しい規制の中で、彼らたちの了解を得て、面会室で驚きの実情を訴える9人の証言を隠し撮りした記録。

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名古屋の出入国在留管理局でスリランカ女性が収容中に亡くなった事件はミッキー地元なので恥ずかしく思っていた。そしてこの『牛久』をみて、毎朝いく喫茶店で会う方が「国の政策だから名古屋だけじゃないよ」と言っていたのを思い出した。

命からがら紛争地域から逃れて日本来た人が4年以上牛久の入国管理センターに収容されている現実と、生活状況をつぶさに見せてくれた。テレビニュースの細切れの情報や文字だけの事件あらましでは到底想像すらできないことが映像で突き付けられた。

なんとかこの状況を打開しようとボランティアで闘う弁護士さんや民間の方、国会で取り上げてくれた議員さん等々に頭が下がった。
posted by ミッキー at 00:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする