2022年3月10日（木）から20日（日）に開催する第17回大阪アジアン映画祭のオープニング作品とクロージング作品が決定した。
オープニング作品は3月10日（梅田ブルグ7にて）中国・日本・韓国合作『柳川』（監督：チャン・リュル（張律））池松壮亮、中野良子主演。
ストーリー
中年になり自分が不治の病であることを知ったドンは、長年疎遠になっていた兄・チュンを柳川への旅に誘う。柳川は北京語で「リウチュアン」と読み、2人が青春時代に愛した女性「柳川（リウ・チュアン）」と同じだった。20年ほど前、チュンの恋人だったチュアンは、ある日突然、姿を消してしまったが、今は柳川で暮らしているという。誰にも理由を告げずに消えた彼女の存在は、兄弟の中で解けない謎になっていた。2人は、柳川でついにチュアンと再会するが……。
クロージング作品は3月20日 （ABCホールにて）デンマーク・ノルウェー・日本合作『MISS OSAKA（原題）』（監督：ダニエル・デンシック (Daniel DENCIK)）は森山未來、阿部純子、南果歩らが出演。
ストーリー
24歳のイネスは自分に自信が持てず、「別の誰かになりたい」という願望をいつも抱いていた。恋人のノルウェー出張に同行したイネスは、大阪からやってきた謎めいた女性・マリアと出会う。そして、マリアの事故死をきっかけに、自分自身を葬りマリアになりすますことを決意。新しい人生を求め、すべてを捨てて大阪へと旅立つイネス。ナイトクラブ“MISS OSAKA”で働き始めるが……。
