2022年02月07日

『帆花』『東洋の魔女』名古屋今池シネマテークにて

40代の女性をターゲットにしたサイトから月2回ぐらいで映画紹介を依頼された。嬉しい! が、恋愛映画でという括りがあって、ミッキーのような年寄りに、若い女性にフィットする映評がかけるか心配。今アップされているのは『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』

お暇な時にサイトをご覧いただきたい。映画が変わるたびにお知らせする予定。 https://www.myhappysecondlife.com/ https://www.instagram.com/myhappysecondlife_japan/


🎬『帆花(ほのか)』國友勇吾監督、撮影/72分

生後すぐに脳死に近い状態と宣告された帆花ちゃんと若い両親の姿を追っているドキュメンタリー。お母様は帆花ちゃんにかかりきりでお世話をしている。旦那さまも協力的だ。

お母様は、つらい時には「世界の中で、私と帆花の二人だけ」という感覚になると話していた。

7歳になった帆花ちゃん、喜怒哀楽も両親にはわかり、少しずつ成長している姿を見ることできた。ホームビデオ風に撮られていた。それがとても好ましく感じた。

🎬『東洋の魔女』ジュリアン・ファロ監督、脚本/フランス/100分

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1964年の東京オリンピックで金メダルを獲得した女子バレーボールの大松監督や選手たちを追ってドキュメンタリー。

観ている間、これ日本人の監督さん?とおもいながら観ていたが、やはりフランスの監督さんだった。斬新というか、ありがちなドキュメンタリーとは違っていた。

選手の一人が「私たちね、もし金メダルとれなかったら日本に住めないね、って話していて、親しいルーマニアの選手に、もし負けたらルーマニアに行っていい?と聞いたら、おいでよ、皆でおいでよと言ってくれたんだよ」と思い出話をしていた。

貴重なフィルムとアニメ「アタックナンバーワン」が混ざりあっていて、非常に個性的なドキュメンタリーだった。
posted by ミッキー at 18:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする