今日から2月。カレンダーは3日だけ試写の予定があるだけ。それと20年以上使っていたテレビがプッツンと壊れた(はず)。あまり見ないし、ほとんど見たいミッキーでもちょっと寂しい。そこでラジオを聞いている。
今日の朝食は昨日の残りのシチューに、本間パンのゴマトースト、リンゴ、紅茶2はい。
暖房はなし、足元に小さい電気マットだけ。やせ我慢じゃなくて太っちょ我慢だ。
あ、太っちょで思いだした!今、一番観たい映画が4月下旬に公開予定の『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』だ。コロンビア出身の画家のドキュメンタリーだ。同時に26年ぶりに東京で展覧会が開かれる。その頃には安心して上京出来ることを祈るばかりだ。
ミッキーがもっているボテロの絵はがき。
Netflix『時の面影』サイモン・ストーン監督/イギリス/112分/2021年
1937年。第2次世界大戦が迫るイギリスで、夫に先立たれた富豪夫人・プリティ(キャリー・マリガン)は、所有する土地にある墳丘墓の発掘をしたいと願っていた。地元のイプスウィッチ博物館で、契約職員として働いていた初老の変わり者ブラウン(レイフ・ファインズ)がやってきた。
最初の日給の話し合いが決裂して帰りかけたが、プリティの幼い一人息子の対話を快く感じた彼女は、希望通りの契約をして、彼の住まいと助手2名をつけてくれた。その日から連日連夜、土堀りに没頭するが……。
自分の庭先(といっても広大な敷地)に墳墓があるなんてすごい❗️が、そこに埋まっているのは「船葬墓」で世界的な発見。その掘り起こしたものは大英博物館に納められている。
人間の崇高さ、醜さも、戦争前の不穏な空気も見事に描かれていた。主演級の俳優もいいし、脇のひとり息子の少年やブラウンの奥様もとっても良い。
映画館で一般上映して大画面で観たい作品だった。
★話の進み方はゆっくりで派手さはないがじんわり温かみが伝わってきた。本当の発掘者の名は最近になって告知されて展示してあるとのこと。大英博物館に行ってみたいものだ。