月島春(川村りら)はパートナーの宗一朗(田辺泰信)と彼の連れ子である娘・蘭と三人で暮らしていた。子ができない春は蘭を可愛がっていたが、蘭はカナダ留学に行ってしまった。寂しくなった春は宗一朗に里親として子どもを育てたいと言うが、彼から突然「好きな人ができたから別れてほしい」と言われる。
一方、春の弟でラッパーの毅の妻・美香子は子育てをしながら不安定な気持ちを抱えながら家庭を支えていた。
そんな頃、春は公園で記憶を無くした青年と出会い……。

春の子育て願望は理解できなかったが、下手なラップがしょっちゅう流れる家庭やいちいち感想を求められる美香子のイライラは直に伝わって来た。
春はパートナーと別れて実家にまい戻るが、見知らぬ青年も連れてくる。一人暮らししていた祖母はいやがっていたし「元のように一人暮らし」をしたいと言う。このおばあちゃんが一番の演技者だった。
しかし、このおばあちゃんが育てた「春と宗一朗」だ。どうしてこうなっちゃうのか首をかしげてしまった。
★ 三度目の正直とは、物事は一度目と二度目はあてにならないが、三度目なら確実であるということ。また、二度の失敗の後に成功することをいうことわざ。