今朝起きたら津波のニュースで、インターネットなどは繋がらないと言っていた。大災害の時はやっぱり公衆電話だと改めて思ったのであさの散歩は大病院の方向に行ってみる。
🎬『カウンセラー』酒井善三監督、脚本/42分/1月21日から岡山・岡山メルパ、1月22日からは愛知・名古屋シネマテークにて上映。そのほか兵庫・神戸映画資料館、石川・シネモンド、大分・別府ブルーバード劇場、3月下旬には東京渋谷ユーロスペースにて公開予定。
「(C)DrunkenBird 2020」
友人たち数人で心理カウンセラーをしている倉田真美(鈴木陸海)は妊娠6ヶ月。明日から産休に入り今日が最後の相談日だった。相談者も帰ったすぐ後に、予約もない相談者吉高アケミ(西山真来)が来院した。
事情だけ聞こうとカウンセリングルームに通し、住所、氏名を書き入れる用紙に記入してお待ちくださいとお茶を入れに階下に降りる真美。
さあ話を聞こうと用紙をみると白紙だ。彼女は「妖怪が見えるんです」と陰気な経験を話し始めて……。
短編より難しい42分の中編映画。なかなか印象に残る作品は少ない。だがこの作品の緊張感が半端ではない。2回オンラインで見たが不安感は増量していて、ホラー好きなミッキーもギョッとするシーンが一瞬あった。
心理カウンセラーという格好良さそうな仕事名の裏に潜んでいる危うさがじわーっと伝わってきて、これ、42分で助かった、というのが本音だ。
真美も不安感に飲み込まれて行くが、ミッキーも手指の洗い方や妊婦さんが階段を上下することに不安を覚えた。