2022年01月22日

1月21日公開映画(2)ガンバレ❗️捜査官『ブラックボックス 音声分析捜査』 『シルクロード.com 史上最大の闇サイト』

🎬『ブラックボックス 音声分析捜査』ヤン・ゴズラン監督、脚本/フランス/129分/伏見ミリオン座にて

ヨーロピアン航空の最新型飛行機がアルプス山中で墜落。乗客・乗務員316人全員の死亡が確認される。謎の失踪を遂げた上司に代わり責任者として調査をまとめるよう任命されたマシュー(ピエール・ニネ)。

被害者の一人が夫に残した事故直前の死の間際の留守電を聞いて、ブラックボックスの音と違うことに愕然とする。キャリアと命をかけたマチューの危険な探求が始まる。

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これ、大目的の『さがす』より好みに合っていた。へぇ〜、飛行機事故が起きると血眼になってさがすブラックボックスの中をじっくり見せてもらったので、映画代の3分の1は元が取れそう。

主演のホッソリ神経質そうな音声分析官のマチューには『イヴ・サンローラン』のピエール・ニネ。聴力が高く敏感なので街の騒音、垂れ流しの音楽が苦痛な表情がにじみ出ていた。

最後にいくに従ってサスペンス&スリルが盛り上がっていて大変満足した。是非、劇場でご覧いただきたい。

🎬『シルクロード.com 史上最大の闇サイト』ティラー・ラッセル監督、脚本/アメリカ/117分/ミッドランドスクエアシネマにて

天才的な頭脳に恵まれたロス・ウルブリヒト(ニック・ロビンソン)は、他では絶対に買えない違法物を匿名で売買できる闇サイト「シルクロード」を立ち上げる。

直ぐに熱狂的な支持者を集めたシルクロードは、しばらくして警察にもマークされるが、ロスは絶対に身元がバレない強固なシステムを築いていた。

一方、問題行動を起こして麻薬捜査からサイバー犯罪課に移動させられたアナログ人間の捜査官リック・ボーデン(ジェイソン・クラーク)は、その部署でも足手まといな存在だった。

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インターネットに精通している「若者や警察IT関係」対「写真を送信するのはどうすればいいのか、と聞いているおっさん捜査官」の映画。そんな映画をおっさん捜査官並みの(文字の打ち方はおっさんのが上手)ミッキーが観たが勉強になったし、おっさん捜査官の実行力に惚れた。

おっさんがいろいろ自分の足で調べたり、聞いたりして「闇サイトの出所」を追い詰めていく。一方「闇」は欲望の歯止めがきかなくなり……。

パソコンやインターネットのことが全然わからない方にはちょっと難しいと思うが、実際に起きた事件なので観ておいた方がいいのかなと軽くオススメする。

★おっさん捜査官をやるジェイソン・クラークさん、2018年公開『籠の中の瞳』で、目の見えない美人妻が手術を受けて目が見えるようになって、妻が思っていた夫とは違った…という夫役をやっていた。こんな立位置の俳優さんってなんだかとっても愛しい。
posted by ミッキー at 19:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月21日

1月21日公開映画(1)『さがす』『シークレット・マツシタ 怨霊屋敷』

🎬『さがす』片山慎三監督、脚本/123分/伏見ミリオン座にて

大阪の下町に暮らす中学生の娘・原田楓(伊東蒼)は、どうしょうもない父親・原田智(佐藤二朗)と二人暮らし。ある日「指名手配中の連続殺人犯を電車で見たんや。捕まえたら300万もらえるで」と意気込んで言っていたが、いつもの冗談だと思って楓は相手にしなかった。

しかし、その翌朝、智が忽然と姿を消した。警察に相談しても相手にされない中、必死に父親の行方を捜す楓。やっと日雇い現場の作業員に父の名前を見つけたが、その人は父とは違う若い男(清水尋也)だった。

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『岬の兄弟』の監督さん。期待満々で初日初回で伏見ミリオンにきた。オミクロンの中でも40人ほどで一例に3人とちょうどいい人数。

性格俳優の頂点にある佐藤二朗さんが主役だから、ストーリーも一筋縄ではいかないのはわかっていたが、緊張感は最後まで持続するものの、ちょっと無理な展開が多々あった。最後の着地にも疑問が残る。

『岬の兄弟』は映画の神様が微笑んだのかと思うほど上出来だったので気落ちした。娘役の伊東蒼が◎

🎬『シークレット・マツシタ 怨霊屋敷』ドリアン・フェルナンデス=モリス監督、製作、脚本/ペルー/77分/イオンシネマ名古屋茶屋にて

南米ペルーの首都リマに、その昔、日系一家が暮らしていたという屋敷「マツシタ邸」は今では荒れ放題で幽霊屋敷と言われていた。そこは凄惨な事件が起きた邸で、数々の超常現象も目撃されていた。その邸に大学生の撮影グループが潜入したが……。

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珍しいペルーのホラーで、マツシタという日本名だから茶屋まで観に行った。評価をみるとすこぶる悪評だったけど、ホラーをほっとけないタチなので覚悟して観た。そう怖くないホラーなのでホラー初級向け。だけど日本の小物が全然なかったのが残念。突っ込みながら観ていたので退屈しなかった。

★初日初回が5時過ぎで、お客は6人だった。ミッキー以外は男性だった。
★ 東京都内の3館限定で、マツシタさんの鑑賞料金が無料になる。実施されるのは、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿シネマカリテの3館。 
posted by ミッキー at 21:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月20日

ハンガリー発・遺体ホラー 2月4日公開『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』

🎬『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』ピーター・ベルゲンディ監督、脚本/ハンガリー/116分/2月4日よりヒューマントラストシネマ、シネ・リーブル梅田で開催される「未体験ゾーンの映画たち」に於いて上映

第一次世界大戦で自身の生死体験を元に死体と遺族を撮影する「遺体写真家」の男・トーマス(ビクトル・クレム)は街のバザールで死体写真を売って生活していたが、そこに来たある村の男たちや美しい少女アナが「死体なら村にいっぱいあるよ」という言葉に誘われて行ったところ、戦争で死んだ者やスペイン風邪で亡くなった人々が埋葬されずに寝かされていた。

凍土のために穴が掘れるまでこのまま置いておくらしい。死体は腐らない状態で置かれていて、1人ひとり家族と共に、まるで生きているように写真を撮るトーマスだったが……。

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(C)SZUPERMODERN STUDIO

今までに中国のインディペンデント映画で「死体と結婚する冥婚」の作品は観たことがあるが、遺体と一緒に写真を撮って、たいそう喜んでもらっているのは初めて。

ちょっと固くなった体を捻じ曲げて椅子に座れせて、髪をとかし、化粧して、写真を撮る……その様子はホラー好きには堪らないシーン。だけど、それは序の口で……書けるのはここまで。未体験ゾーンに閉じ込めておくには勿体ない作品だ。

★2022年アカデミー賞国際⻑編映画部⾨ハンガリー代表作に選定された。ホラー映画として異例なこと。
★ヒューマントラストシネマ渋谷のスケジュール(大阪シネ・リーブルはまだスケジュールが出ていない)
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posted by ミッキー at 10:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする