2022年01月31日

2022年1月のブログ・リスト

2022年1月1日 謹賀新年🎍日本映画ベストテンhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220101-1.html
1月2日 洋画ベストテンhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220102-1.html
1月3日 初映画は『喜劇 逆転旅行 』岐阜ロイヤル劇場にてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220103-1.html
1月4日 アジア映画ベストテンhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220104-1.html
1月5日 ドキュメンタリー映画ベストテンhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220105-1.html
1月6日 ホラー映画ベストテンhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220106-1.html
1月7日 1月7日公開映画『弟とアンドロイドと僕』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220107-1.html
1月8日 アニメ映画ベストテンhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220108-1.html
1月9日 Netflix映画ベストテンhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220109-1.html
1月10日 モンクの世界に入って 1月14日公開『MONK モンク』『モンク・イン・ヨーロッパ』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220110-1.html
1月11日 北欧の至宝、復讐に燃える❗️ 1月21日公開『ライダーズ・オブ・ジャスティス』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220111-1.html
1月12日 約10年ぶりで結末を見た 『MAMA』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220112-1.html
1月13日『クナシリ』今池シネマテークにてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220113-1.html
1月14日 1月14日公開映画(1)『ハウス・オブ・グッチ』『ポプラン』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220114-1.html
1月15日 1月14日公開映画(2)『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220115-1.html
1月16日 1月21日より拡大公開『カウンセラー』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220116-1.html
1月17日 三度目で、何を手に入れたか……1月22日公開『三度目の、正直』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220117-1.html
1月18日『フタリノセカイ』『エル プラネタ』名古屋センチュリーシネマにてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220118-1.html
1月19日『無聲 The Silent Forest』伏見ミリオン座にてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220119-1.html
1月20日 憲法を考える映画の会『標的』上映会(名古屋・東京)のお知らせhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220120-1.html
1月20日 ハンガリー発・遺体ホラー 2月4日公開『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220120-1.html
1月21日 1月21日公開映画(1)『さがす』『シークレット・マツシタ 怨霊屋敷』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220121-1.html
1月22日 1月21日公開映画(2)ガンバレ❗️捜査官『ブラックボックス 音声分析捜査』『シルクロード.com 史上最大の闇サイト』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220122-1.html
1月23日 田中泯の踊りと旅にでる 1月28日公開『名付けようのない踊り』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220123-1.html
1月24日 とある監視社会島国の物語 2月4日公開『鈴木さん』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220124-1.html
1月25日 モグラがクジラを盗る 2月4日公開『パイプライン』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220125-1.html
1月26日『声もなく』センチュリーシネマにてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220126-1.html
1月27日『日本沈没』シネマスコーレにてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220127-1.html
1月28日 1月28日公開映画『前科者』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220128-1.html
1月29日 1月29日公開映画『誰かの花』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220129-1.html
1月30日「サステナブル 未来映画祭」をオンラインで是非❗️ http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20220130-1.html
1月31日 2022年1月のブログ・リスト
posted by ミッキー at 05:06| Comment(0) | ブログ・リスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月30日

「サステナブル 未来映画祭」をオンラインで是非❗️

「サステナブル未来映画祭」は持続可能な地球環境と子どもたちの豊かな未来のために、環境問題や社会課題をテーマにした名作映画を上映する新たな映画祭。 詳しくは https://cinema.eiga.com/sustainable2022/

上映作品によって値段が違いますのでホームページをご覧いただきたい。★印はミッキーの感想

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グレタ ひとりぼっちの挑戦
スウェーデンの若き環境活動家グレタ・トゥーンベリの素顔に迫ったドキュメンタリー。2018年8月、当時15歳のグレタは気候変動に対する政府の無関心に抗議するため、たったひとりで国会議事堂前に座り込み、学校ストライキを始めた。毎週金曜日に行っていたこの活動は世界中の多くの若者の心を動かし、数カ月のうちに国内外へ広がる一大ムーブメントとなった。その後、2019年のニューヨーク国連本部での気候行動サミットで涙ながらに訴えたスピーチで、グレタはさらに注目を浴びる存在となっていく。
★テレビのニュースで時おり見かける女の子。たたみ掛ける勢いで演説する様子にちょっとひいていたミッキー。だがそれはグレタのほんの一面だけ。ドキュメンタリーの内容は私生活にもカメラを向けているが、彼女の性格から考えると、強い信頼関係が監督さんとの間にあったことがわかる。飛行機を使わずに大型ヨットで荒波に揉まれ、船酔いしながらアメリカに着いたグレタ、そんなグレタを見守るご両親。ひとりぼっちではないグレタ。

マイクロプラスチック・ストーリー
ぼくらが作る2050年
プラスチックごみによる環境汚染問題を学んだ、ニューヨーク・ブルックリンの小学5年生たちを追ったドキュメンタリー。世界的に注目を集めるプラスチック汚染問題。ブルックリンの小学5年生たちがこの問題を学び、彼らならではの視点で問題の根幹を問いただし、解決に向かってアクションを広げて行くまでの2年間を追う。映画では子どもたちの素朴な疑問に専門家が答えて行き、アニメーションをふんだんに使って、このプラスチック汚染問題をわかりやすく解き明かしていく。

気候戦士
クライメート・ウォーリアーズ
温暖化などの地球の環境汚染が叫ばれる中、気候変動を止めるための活動を展開する気候活動家たちのさまざま挑戦に密着したドキュメンタリー。若き気候活動のリーダーとして若者たちと気候変動に消極的な米国政府を提訴する17歳のヒップホップアーティスト、孫の世代のために藁を活用した発電を実用化した発明家など、幅広い世代の気候活動家たちを紹介。

ザ・ニュー・ブリード
貧困、不平等、そして環境破壊といった社会課題をビジネスの手法で解決しようとチャレンジしている社会起業家たちがいる。映画『ザ・ニュー・ブリード』は、アメリカで勢い盛んな社会起業家のたちを捉えたドキュメンタリーだ。この映画には3人の魅力的なミレニアル世代が、どのように事業を立ち上げたのかを描いている。

0円キッチン
世界で生産される食料の3分の1が廃棄されている現実を受け、キッチン付き廃油カーで廃棄食材料理を届けながらヨーロッパをめぐる旅を追ったドキュメンタリー。食べられることなく廃棄される食料は世界で年間約13億トン、ヨーロッパだけでも8900万トンにものぼる。ジャーナリストで「食料救出人」のダービドは、植物油の廃油で走行できるように改造した車に、ゴミ箱で作ったキッチンカーを取り付け、ヨーロッパ5カ国をめぐる旅をスタートさせる。各地で廃棄予定の食物を使った料理をふるまうダービドと人々とのコミュニケーションから、現在抱えている食の問題、そして未来を考えていく。
★ 大きなスーパーマーケットのゴミ箱にダイビングするように身体を沈めて、「これも、食べれる、ほら、りんごの一部分だけ黒くなってるだけだ」「え、これは新品じゃないか、あれ、日付が過ぎているか、どうってことない」「皮は黒いが中は白くて完熟バナナだ」とその場で剥いてたべている。公団アパートのお宅に突撃「冷蔵庫」取材も面白かった。集めたもので公団の広場で料理していて、住民が「まあ、こんなに美味しいなんて勿体無いことしてたわ」と口々に言っていた。

ダムネーション
無駄なダムを撤去し、川の自由を取り戻そうと活動を続けてきた者たちの姿を追ったドキュメンタリー。アメリカ全土に建設された7万5000基ものダムは、本来あった川の姿を変貌させ、魚を絶滅させ、生態系に影響を与えた。しかし、多くのダムでは期待されるほどの発電、灌漑(かんがい)、洪水防止の効果を得られておらず、維持には高いコストもかかっている。そんな負の側面ばかりのダムを撤去し、地球の血管とも言われる川を解放しようと活動する人々の挑戦を通し、人間も自然の一部であることや、技術によって自然を征服するのではない、新たな未来への可能性を見出していく。

ビッグ・リトル・ファーム
理想の暮らしのつくり方
自然を愛する夫婦が究極のオーガニック農場を作り上げるまでの8年間を追ったドキュメンタリー。ジョンとモリーの夫婦は、愛犬トッドの鳴き声が原因でロサンゼルスのアパートを追い出されてしまう。料理家である妻のモリーは、本当に体によい食べ物を育てるため、夫婦で愛犬トッドを連れて郊外の荒れ果てた農地へと移住する。都会から郊外へと生活環境がガラリと変わった2人は、自然の厳しさに直面しながらも、命の誕生と終わりを身をもって学び、動物や植物たちとともに美しいオーガニック農場を作るために奮闘の日々を送る。
★ 東京ドーム17個分とはいえ、アメリカではリトル・ファーム。ビッグは目指すところが大きい農場といったところだろう。そこに行きついた道のりの第一歩は愛犬トッドとの巡り合いで始まったと、老衰で亡くなった愛犬の墓の前で感謝していた。

ブータン 山の教室
ヒマラヤ山脈の標高4800メートルにある実在の村ルナナを舞台に、都会から来た若い教師と村の子どもたちの交流を描いたブータン映画。ミュージシャンを夢見る若い教師ウゲンは、ブータンで最も僻地にあるルナナ村の学校へ赴任するよう言い渡される。1週間以上かけてたどり着いた村には、「勉強したい」と先生の到着を心待ちにする子どもたちがいた。ウゲンは電気もトイレットペーパーもない土地での生活に戸惑いながらも、村の人々と過ごすうちに自分の居場所を見いだしていく。
★舞台は、世界一幸福度の高い国」ブータン王国の北部、標高4,800メートルの位置にあるルナナ村。この素晴らしい作品がデビュー作❗️となるブータン王国出身のパオ・チョニン・ドルジ監督。電気もないところでどんな撮影をしたのか、メイキング映像を観たくなった。教室には黒板もない、黒板の意味もわからない子どもら。でも挨拶は「グッドモーニング、サー」「グッバイ、サー」「サンキュー、サー」と英語熱が盛んだ。そして生活の基盤を支えるヤクの歌もあって、それを山々に届けとばかりに村人が歌う。生徒たちの目が先生の言葉、姿、行動から離れず尊敬の念で輝いていた。こんな可愛い子らを置いて帰ることができようか……。続きはオンラインで
posted by ミッキー at 07:49| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月29日

1月29日公開映画『誰かの花』

身直にオミクロンが迫っている。マッサージ医院のところで濃厚接触者が出て一時休院、週に一度行くレストランも理由は書いていないが当分の間休みます と書いてあった。毎日行く喫茶店でもおしゃべりも2メートル離れて、コーヒーを2、3口すすってはマスクしておしゃべり。それも30分以内でバイバイしている。でも歩く歩数だけは10000は歩くように頑張っている。昼間の日差しをいっぱいに浴びて、どうにか元気に過ごしている。
食べるものはほとんど、汁もの、鍋物でそれを作って同じものを3度食べている。トホホの食事内容だ。


🎬『誰かの花』奥田裕介監督、脚本/115分

横浜郊外のとある大規模団地。鉄工所で働く孝秋(カトウシンスケ)は痴呆症が進み徘徊する父・忠義(高橋長英)と、父の行動に振り回されている母・マチ(吉行和子)が気がかりで、たまに様子を見に行っていた。

そんなある日、強風のためにベランダから植木鉢が落ちて、引っ越してきたばかりの一家の父親が死亡する事件が起きた。植木鉢の持ち主も、死んだ男の家族も、同じ棟のお隣だったり上下の位置だったりで、事故後もエレベーターに乗り合わせるようになって……。

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見応えがあった。団地やマンションに住んでいたらどこでも起こりそうな事件だ。想像をたくましくして見入った。強風で落ちたとはいえ、落ちるような所に置いた責任があって裁判になる。しかし忠義を介護をしていた女性が、彼の手袋が泥で汚れていたことに気付いて、この事件と何か関係があるのではないかと孝秋に告げる。

孝秋の胸中は複雑だ。それぞれの家庭の事情や家族に対しての想いも「痛み」と「温かみ」両面で丁寧に描かれていた。宣伝などあまりされていないが是非ご覧いただきたい佳作。




posted by ミッキー at 10:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする