🎬 『慈山魚譜 チャサンオボ』イ・ジュニク監督/韓国/126分/名古屋センチュリーシネマにて
キリスト教が迫害されていた19世紀初頭の朝鮮王朝。熱心な信者だった若き学者のチョン・ヤクチョン(ソル・ギョング)は時の権力者によって、最果ての島「黒山島」に流刑となった。
そこは豊かな海と自然に恵まれた島での暮らしの中で、チョンは海の生物たちの魅力にとりつかれていく。庶民のための海洋学書を書き記したい欲望が生まれていったチョンは、島民の誰より海の生物に詳しい若き漁夫チャンデと出会う。
やがて2人は師弟を超えて友人となるが……。
監督さんは『金子文子と朴烈』も方で主演がソル・ギョングさんだから観に行った。当時のキリスト教徒の弾圧や朝鮮の歴史もよく解った。固い話ばかりではなくクスッと笑える箇所もあって、雨の中、観にきてよかった。
島でお世話をする女性カゴはパラサイト 半地下の家族の家政婦さんで、東京国際映画祭で上映した『オマージュ』の主演女優さん❗️