2021年09月06日

『アナザーラウンド』ミッドランドスクエアシネマ2にて

🎬『アナザーラウンド』トマス・ヴィンターベア監督、脚本/デンマーク/115分

高校教師のマーティン(マッツ・ミケルセン)は、このところ、指導力不足と父兄から文句が来たり、家族にも相手にされなかったりと鬱々とした日々を送っていた。

あるパーティーで、話の合う同僚の中年教師3人とノルウェー人の哲学者が提唱している「血中アルコール濃度を常に0.05%に保つと仕事の効率が良くなり、想像力もみなぎる」という理論を証明しようということになった。

実験する条件も決めて、記録もとって、授業の前にこっそり酒を飲み、ほろ酔い状態で授業をすると生徒の反応も良く、生き生きとしてきたマーティンたちだったが……。

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『セレブレーション』『光のほうへ』『偽りなき者』のデンマークの名匠トマス・ビンターベアが、デンマークの至宝マッツ・ミケルセンを主演にして描かれている。

お酒が少し入ったほうが明るい性格になって話しやすくなる方は確かにいらっしゃるが、この映画では「仕事中」だから、実験とはいえほめられたことではない。でも効果は抜群でびっくりする。生徒の気持ちを掴み、あっという間に人気のある先生になっていく。

アルコール血中度0.05%ってどれくらいか、どんな気分になるか、お酒が全く呑めないミッキーには(無理して大さじ1でも、粕漬けでも)わからないから、しょうもない大人と観ていられるが、お身内にアル中の人がいたらそうはいかないだろう。

後半、思わぬアクシデントがありお互いに自覚して乾杯程度の酒量になるが、再び……という危険性もなきにしもあらずと思ってしまった。

★音楽の選曲のセンスが抜群に良かった。


posted by ミッキー at 22:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする