2021年07月26日

オンライン・レインボーリール東京 〜アジア・太平洋短編集(1)『フロス』『リップスティック』『ウィッグ』

アジア・太平洋地域の新作短編集をオンラインで観賞。29日11時59分まで。詳しくは https://rainbowreeltokyo.com/2021web/

F6C4BAEA-3FE0-4FE3-A91A-E07BF27AE451.png

🎬『フロス』ファン・ポポ監督/中国/15分

若者ティンは同性の恋人マークの「歯」に性的な魅力を感じていた。食事中の果物をさすために使っていた爪楊枝をマークが席をたった隙にそっと自分のものにしたり、彼の使ったデンタルフロスを宝物にしたり、一人興奮して……。

マーク本体より彼の「歯」を愛していてちっとも生身のマークを愛さないなんて! でもティンもマークも美少年だったから許すことにしよう。「歯」フェチのティンに幸せがくるように祈るばかり。

🎬『リップスティック』エッツェン・チェン監督/台湾、韓国/12分

学校のトイレでひそかに口紅をぬって楽しんでいた高校男子。手元が狂って、トイレ個室の外に転がってしまい……。それが発端となってひどいイジメにあう。

海辺でポケットに石をつめて自殺しようとしたが、夢か幻か一人のかわいい女性が現れて、彼の悲しげな顔に向かって、ゆっくり口紅をひいてくれた。男子の横顔がとてもステキだった。

🎬『ウィッグ』アタヌ・ムカジー監督/インド/26分

アルティカはキャリアウーマン。新しく引っ越ししたアパートはゴキブリは出るしアパートの周りには夜中になると客を引く女?たちが出没して……。

26分は無駄には長くなかった。彼女の勤める会社の様子やアパート家主との駆け引き、客引きをするトランスジェンダーをあるきっかけで少し理解していくなど、起承転結のある見事な短編だった。
posted by ミッキー at 17:36| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする