2021年07月03日

7月2日公開映画(2)『アジアの天使』

🎬『アジアの天使』石井裕也監督、脚本/日本/128分

妻に先立たれ一人息子の学を育てていた青木剛(池松壮亮)は、ソウルに住む疎遠だった兄(オダギリジョー)から仕事を手伝ってくれないかと誘われたのをきっかけで、身辺を整理して息子と二人でソウルに移ることにした。

兄は迎えにも来なく、住所を頼りに訪ねていった古いアパートで、仕事の相棒から言葉が通じないために暴力を振るわれる始末。そこに「ごめん、ごめん、仕事が長引いて」と兄は帰ってきたが、室内に入ってみると3人が寝るには狭くて汚い一部屋。韓国で仕事があると言っていたが、兄は怪しげな化粧品の輸入販売をしていた。

一方、ソウルでタレントとして活動するチェ・ソル(チェ・ヒソ)は、以前に一回だけレコーディングしたことがあるが、今では所属事務所の社長と関係を持ちながら、商業施設の隅っこで歌を歌っていた。彼女をとりまく出来事や兄妹との関係も悩みの種になっていた。

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『舟を編む』の石井裕也監督が、韓国人スタッフ&キャストと共にオール韓国ロケで撮りあげた作品。

剛を池松壮亮、兄をオダギリジョー、ソル役に『金子文子と朴烈』のチェ・ヒソ、この御三方の撮影現場はどんなものだったか想像できる。きっと大勢の人が集まってきたことだろう。

この3人、きっと30代から40代初めだろう。人生「迷子(迷大人)状態」だ。人生、これから40年をどう生きていくのか、どうなって行くのか、見届けたい気持ちになった。

★始まりに兄の相棒からひどい暴力を振るわれるが、作家志望の剛なら英語でなんとかできたのではないかと思った。韓国語、日本語より簡単な英語で気持ちが通じたのは、後の方になってからだ。そこがちょっと不満。

★引きこもりの『名もない日』のオダギリジョーも、女好きのいい加減な『アジアの天使』の彼も大好きだ。

posted by ミッキー at 21:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする