6月1日 オンラインで「EUフィルムデーズ2021」(1)『ユニコーンを追え』『ポルトガルの女』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210601-1.html
6月2日 オンラインで「EUフィルムデーズ2021」(2)『ファイト・ガール』『オーストリアからオーストラリアへ ふたりの自転車大冒険』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210602-1.html
6月3日 オンラインで「EUフィルムデーズ2021」(3) 『ことの成り行き』『フェアプレー』『彼女たちの物語』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210603-1.html
6月4日 6月4日公開映画(1)『トゥルーノース』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210604-1.html
6月5日 6月4日公開映画(2)『はるヲうるひと』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210605-1.html
6月6日 『デカローグ デジタル・リマスター版』より 1.ある運命に関する物語 2.ある選択に関する物語 3.あるクリスマス・イヴに関する物語 4.ある父と娘に関する物語 http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210606-1.html
6月7日『デカローグ デジタル・リマスター版』より 5.ある殺人に関する物語 6.ある愛に関する物語 7.ある告白に関する物語http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210607-1.html
6月8日『デカローグ デジタル・リマスター版』より8.ある過去に関する物語 9.ある孤独に関する物語 10ある希望に関する物語http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210608-1.html
6月9日 父は連続殺人鬼?6月11日公開http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210609-1.html
6月10日 いとちゃんの青春 6月25日公開『いとみち』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210610-1.html
6月11日 6月11日公開映画(1)『漁港の肉子ちゃん』『ブラックバード 家族が家族であるうちに』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210611-1.html
6月12日 6月11日公開映画(2)『キャラクター』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210612-1.html
6月13日 6月11日公開映画(3)『名も無い日』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210613-1.html
6月14日 『アフリカン カンフー・ナチス』センチュリーシネマにつてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210614-1.html
6月15日『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(4K完全無修正版)』伏見ミリオンにてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210615-1.html
6月16日『逃げた女』伏見ミリオンにてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210616-1.html
6月17日 せっかち面長美人が主役 6月25日公開『1秒先の彼女』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210617-1.html
6月18日 6月18日公開映画(1)『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』『リカ 自称28歳の純愛モンスター』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210618-1.html
6月19日 6月18日公開映画(2)『ヒノマルソウル ー舞台裏の英雄たちー』『RUN ラン』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210619-1.html
6月20日 釈由美子、謎のウィルスに感染❗️7月2日公開『ロックダウン・ホテル 死・霊・感・染』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210620-1.html
6月21日『食われる家族』シネマスコーレにてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210621-1.html
6月22日 衝撃の歌声を体感する 7月2日公開『ジャニス・ジョプリン』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210622-1.html
6月23日 河川敷で20年……6月26日公開『淀川アジール さどヤンの生活と意見』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210623-1.html
6月24日 Netflix『Believe Me』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210624-1.html
6月25日 6月25日公開映画(1)『ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210625-1.html
6月26日 6月25日公開映画(2)『ピーターラビット2 バーナバスの誘惑』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210626-1.html
6月27日 新鮮な視点のほのぼのドキュメンタリー 7月9日公開『83歳のやさしいスパイ』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210627-1.html
6月28日 Netflix『ふたりの旅路』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210628-1.html
6月29日『息子のままで、女子になる』シネマスコーレにてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20210629-1.html
6月30日 2012年6月のブログ•リスト
2021年06月30日
2021年06月29日
『息子のままで、女子になる』名古屋シネマスコーレにて
🎬『息子のままで、女子になる』杉岡太樹監督、製作、撮影、編集/105分/シネマスコーレ
慶應義塾大学院で建築を学び、大手建設会社に内定して、幼い頃から夢だった建築家として歩み始めた24歳の楓。しかし男性として生きることに違和感を持ち続けていたことから就職を目前にして、これから始まる長い社会人生活を女性として生きていくことを決意するが……。

前知識なしで観た。ドラマかと思いきやトランスジェンダーのドキュメンタリーだった。観客は7名。
女性としての実力?を試そうとビューティーコンテストへ出場したり、講演活動をしたりする楓は、その活動を通して「トランスジェンダー」の既成概念に疑問に思って「建築家を目指しているこんな自分もいる」と訴えている。
念入りな化粧と服、持ち物にこだわる楓さんの姿は美しいがあくまでも自然ではない。ミッキーは反対に楓さんに「あなたの感じている女性への既成概念はそれですか」と聞いてみたい。
父親と対面して話し合うが、この方は立派。最後に「自分の責任に於いて思うがままやればいい。だがお前は変わらず自分にとって息子だ」と言っていた。
きっとこのドキュメンタリーをきっかけにして父と楓さんの距離は縮まったと思う。
★どんなに着飾ってもお声だけは男そのものだった。このところミッキーの見る10本に1本ぐらいがLGBTQもの。
慶應義塾大学院で建築を学び、大手建設会社に内定して、幼い頃から夢だった建築家として歩み始めた24歳の楓。しかし男性として生きることに違和感を持ち続けていたことから就職を目前にして、これから始まる長い社会人生活を女性として生きていくことを決意するが……。

前知識なしで観た。ドラマかと思いきやトランスジェンダーのドキュメンタリーだった。観客は7名。
女性としての実力?を試そうとビューティーコンテストへ出場したり、講演活動をしたりする楓は、その活動を通して「トランスジェンダー」の既成概念に疑問に思って「建築家を目指しているこんな自分もいる」と訴えている。
念入りな化粧と服、持ち物にこだわる楓さんの姿は美しいがあくまでも自然ではない。ミッキーは反対に楓さんに「あなたの感じている女性への既成概念はそれですか」と聞いてみたい。
父親と対面して話し合うが、この方は立派。最後に「自分の責任に於いて思うがままやればいい。だがお前は変わらず自分にとって息子だ」と言っていた。
きっとこのドキュメンタリーをきっかけにして父と楓さんの距離は縮まったと思う。
★どんなに着飾ってもお声だけは男そのものだった。このところミッキーの見る10本に1本ぐらいがLGBTQもの。
2021年06月28日
Netflix『ふたりの旅路』
Netflix『ふたりの旅路』マーリス・マルティンソーンス監督、脚本、編集/ラトビア、日本/99分/2016年
交通事故で呆気なく嫁入り前の娘を亡くし、その後、阪神淡路大震災で夫(イッセー尾形)を亡くしたケイコ(桃井かおり)は独り淋しく神戸で暮らしていた。震災から20年の月日が経った今も、誰も守れなかったという罪悪感に苛まれていた。
そんなある日、ケイコはラトビアの首都リガで開催される着物ショーに参加することになって、亡き娘の結婚式用に作った黒留袖を荷物に入れてラトビアに旅だった。
その催し会場でケイコは、震災で亡くなったはずの夫が、不思議なことに彼女の前に突然現れて……。

Netflixで何か見ようと探っていたら桃井かおりさんとイッセー尾形の『太陽』コンビだったので見ることにした。これは2017年に公開されていたが見ていなかった。
ラトビアの首都リガと神戸が姉妹都市なのでできた作品で、リガ観光と日本の古来の着物ショーの中で繰り広げられるふたりの掛け合いが自然だった。
見て良かった作品だが、一ヶ所、桃井かおりさんの黒紋付の着物が左前になっていて何回も見直した。1分以上(インタビューでケイコが身の上話をするシーン)続くので驚いた。そのシーンだけいつもいく喫茶店のママにも見せたが、ママも「これはおかしいね」と言っていた。どうしてこんなことが起きたのか、意味する事柄があったのか、今になっては映画よりそっちの方が気になって仕方ない。
交通事故で呆気なく嫁入り前の娘を亡くし、その後、阪神淡路大震災で夫(イッセー尾形)を亡くしたケイコ(桃井かおり)は独り淋しく神戸で暮らしていた。震災から20年の月日が経った今も、誰も守れなかったという罪悪感に苛まれていた。
そんなある日、ケイコはラトビアの首都リガで開催される着物ショーに参加することになって、亡き娘の結婚式用に作った黒留袖を荷物に入れてラトビアに旅だった。
その催し会場でケイコは、震災で亡くなったはずの夫が、不思議なことに彼女の前に突然現れて……。

Netflixで何か見ようと探っていたら桃井かおりさんとイッセー尾形の『太陽』コンビだったので見ることにした。これは2017年に公開されていたが見ていなかった。
ラトビアの首都リガと神戸が姉妹都市なのでできた作品で、リガ観光と日本の古来の着物ショーの中で繰り広げられるふたりの掛け合いが自然だった。
見て良かった作品だが、一ヶ所、桃井かおりさんの黒紋付の着物が左前になっていて何回も見直した。1分以上(インタビューでケイコが身の上話をするシーン)続くので驚いた。そのシーンだけいつもいく喫茶店のママにも見せたが、ママも「これはおかしいね」と言っていた。どうしてこんなことが起きたのか、意味する事柄があったのか、今になっては映画よりそっちの方が気になって仕方ない。