2021年04月21日

『水を抱く女』『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』伏見ミリオンにて

🎬『水を抱く女』クリスティアン・ペッツォルト監督、脚本ドイツ、フランス90分

水の精を「オンディーヌ」と呼ぶがフランス語ではウンディーネ? 神話がモチーフになっていて、ベルリンの都市開発研究をする女性ウンディーネ(パウラ・ペーア)が博物館でベルリンの都市の成り立ちや建物の配置の様子を観光客らにガイドをしている。

彼女は中年男性の恋人がいて一途に思い詰めているが男は別の女に気が行っている。それでも一途に思い詰めているウンディーネ。

そんな傷心の時に思わぬハプニング(この出会いも水つながり)で生真面目な潜水夫クリストフ(またまた水つながり……フランツ・ロゴフスキ)と知り合う。

瞬く間に恋に落ちた2人だったが、ちょっとした嘘がクリストフに違和感を与えてしまう。

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『東ベルリンから来た女』のクリスティアン・ペッツォルト監督作品。主役は同じパウラ・ペーアだ。クリストフは『希望の灯り』の方。すごい美人でも美男子でもないが心が真っ直ぐな二人。その尋常じゃない真っ直ぐさが、時には非常に怖い行動をするし、「赦し」を与えない残酷さも描かれている。

★2020年・第70回ベルリン国際映画祭で女優賞を受賞。
★ガイドの説明の中で、ベルリンの地名の本来の意味は「乾いた沼」と言っていた。調べてみたら「湿地」という意味と解釈するいわれもあると書いてあった。それなら、ベルリンの地自体も水つながりになる。


🎬『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』ナタリー・ジョーンズ監督/イギリス/99分

どこでも寝れてしまうミッキーにはこんな企画、あまり興味がない。

シドニーのオペラハウスとか大きな教会なら屋根つきだからいいが、野外なら雨ふったらどうするのだろう。楽器の音をそのままに聴かせて眠るのはいいが、一度マイクを通したり、シンセサイザーの音を駆使したりでは意味がないと思う。

ミッキーは自然の音の中でなら寝てみたい気がするが、電気を通した音はノーサンキューだ。

もの珍しさに会場に来た人も多いと思うか、不満を言う人がいなかったのが不思議だ。編集で切ってしまったかな。

弦楽器でビブラートをかけないであの弱音を出す技術は相当なもので、その点は拍手をおくりたいが、超高音の女声スキャットはいただけない。

まあ、ミッキーにとっては映画中にククッと寝るのが一番好きだけど、この作品では目が冴えざえとしていた。

posted by ミッキー at 15:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする