美しい容姿と知性、そして圧倒的な戦闘能力を持った暗殺者エヴァ(ジェシカ・チャステイン)。組織に命じられるまま任務を遂行しながらも、「なぜ標的は殺されるのだろう」と自問自答していた。
そんなある日、エヴァは全組織員が注目する極秘ミッションに臨むが、組織から与えられた情報に間違いがあって、そのことでエヴァの正体に気づいた敵と銃撃戦になってしまう。やっとのことで生き抜いたエヴァは、組織の中に自分を陥れようとしている存在を直感して、不信感を募らせていく。

監督さんはアクションもの初めて、だがすごい。ストーリー展開も分かりやすいし起承転結が見事。
元恋人が実妹と家庭をもってたり、自分を可愛がってくれた老暗殺者(ジョン・マルコヴィッチ)との信頼関係もあったりと、殺伐となるストーリーに救いも盛り込んである。
反対に、組織の長であるコリン・ファレルは見た目100%ずる賢そうで始めから「こいつ、何か企んでいる」ことが丸わかりでちょっと不満。