2021年04月22日

もう一つの世界で「愛」に向き合う 5月7日公開『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』

ミニシアターでカフェやギャラリーなどを併設した「アップリンク渋谷」が2021年5月20日で閉館するというニュースをネットで知った。あそこは試写室にもなっていた。椅子が海辺の椅子みたいで体がすっぽり全部入ってしまうので、いつも寝てしまった。吉祥寺や京都にもアップリンクがあるがそこは今までどおりらしい。

またネットニュース❗️ 23日に公開予定だった『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』が、新型コロナウイルスの感染状況下で公開を延期すると配給の東宝から発表された。明日公開だったのに……。

🎬『ラブ・セカンド・サイトはじまりは初恋のおわりから』ユーゴ・ジェラン監督/フランスベルギー/118分/5月7日より新宿ピカデリー他にて全国順次ロードショー公開

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高校時代に一目惚れして、その後結婚したラファエル ( フランソワ・シビル )とオリヴィア ( ジョセフィーヌ・ジャピ )。結婚生活が 10 年たった現在、ラファエルは人気 SF 小説家、オリヴィアはピアノ教師でいつかはピアニストとして成功したいと夢見ていた。

彼の仕事が忙しくすれ違う生活に寂しさを感じていた彼女は、その想いをラファエルにぶつけると大喧嘩。翌朝、見覚えのない部屋で目を覚ましたラファエルは平凡な国語の中学教師になっていて、街にはオリヴィアのピアノコンサートのポスターが貼られていた。


フランス発のファンタジー映画。妻が夫のことなど知らない「もう一つの世界」に迷い込んでしまった物語だ。

主演の二人が「成功しているとき」「希望どおりにいかない不甲斐ないとき」の両方を演じている。その表情の変化がいい。

この時期、自宅でお仕事、一時休職など家庭内で立場逆転や、そこまでいかなくても「今までと微妙に違う力関係」が起きていそうだから、グッドタイミ
ングな作品でもある。

もう一つの世界で二人が選んだ「未来」を、ぜひ観ていただきたい。

★2019年に 81歳でお亡くなりになったエディット・スコブさんが、幼い時オリヴィアにピアノの手ほどきをした祖母役で登場。お歳を召されていてもチャーミングさは衰えていない。
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2021年04月21日

『水を抱く女』『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』伏見ミリオンにて

🎬『水を抱く女』クリスティアン・ペッツォルト監督、脚本ドイツ、フランス90分

水の精を「オンディーヌ」と呼ぶがフランス語ではウンディーネ? 神話がモチーフになっていて、ベルリンの都市開発研究をする女性ウンディーネ(パウラ・ペーア)が博物館でベルリンの都市の成り立ちや建物の配置の様子を観光客らにガイドをしている。

彼女は中年男性の恋人がいて一途に思い詰めているが男は別の女に気が行っている。それでも一途に思い詰めているウンディーネ。

そんな傷心の時に思わぬハプニング(この出会いも水つながり)で生真面目な潜水夫クリストフ(またまた水つながり……フランツ・ロゴフスキ)と知り合う。

瞬く間に恋に落ちた2人だったが、ちょっとした嘘がクリストフに違和感を与えてしまう。

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『東ベルリンから来た女』のクリスティアン・ペッツォルト監督作品。主役は同じパウラ・ペーアだ。クリストフは『希望の灯り』の方。すごい美人でも美男子でもないが心が真っ直ぐな二人。その尋常じゃない真っ直ぐさが、時には非常に怖い行動をするし、「赦し」を与えない残酷さも描かれている。

★2020年・第70回ベルリン国際映画祭で女優賞を受賞。
★ガイドの説明の中で、ベルリンの地名の本来の意味は「乾いた沼」と言っていた。調べてみたら「湿地」という意味と解釈するいわれもあると書いてあった。それなら、ベルリンの地自体も水つながりになる。


🎬『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』ナタリー・ジョーンズ監督/イギリス/99分

どこでも寝れてしまうミッキーにはこんな企画、あまり興味がない。

シドニーのオペラハウスとか大きな教会なら屋根つきだからいいが、野外なら雨ふったらどうするのだろう。楽器の音をそのままに聴かせて眠るのはいいが、一度マイクを通したり、シンセサイザーの音を駆使したりでは意味がないと思う。

ミッキーは自然の音の中でなら寝てみたい気がするが、電気を通した音はノーサンキューだ。

もの珍しさに会場に来た人も多いと思うか、不満を言う人がいなかったのが不思議だ。編集で切ってしまったかな。

弦楽器でビブラートをかけないであの弱音を出す技術は相当なもので、その点は拍手をおくりたいが、超高音の女声スキャットはいただけない。

まあ、ミッキーにとっては映画中にククッと寝るのが一番好きだけど、この作品では目が冴えざえとしていた。

posted by ミッキー at 15:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月20日

午前十時の映画祭『アンタッチャブル』ミッドランドスクエアシネマにて

🎬『アンタッチャブル』ブライアン・デ・パルマ監督/アメリカ/119分/1987年

1930年、禁酒法時代のシカゴ。財務省から派遣された捜査官のエリオット・ネス(ケビン・コスナー)は街中に勢力をのばしているギャングのボス・アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)をどうにかして法のもとで逮捕したいと、信用のおける捜査官を集めて巨悪な組織に挑むが……。

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観客は50人以上。

映画題名は前から知っていたが観ていなかった。観ていたらどこかのシーンで思い出すはずだ。たとえば、乳母車が駅の階段を落ちていくシーンやカポネが手下を集めていて、野球の話をしながら、バットで一人の男を殴り殺すシーンなど、今回初めて見た。

一番の見所は俳優さんたちが「若くて油が乗りきっている」時代だったこと。

中でも気骨のある老警官マローンを演じたショーン・コネリーさんやカポネ付きの殺し屋で最後真っ逆さまに落ちて死ぬ白いスーツの男(お名前はわからないが)のお二人が印象に残った。

2月に公開された『カポネ』は今日観た『アンタッチャブル』の続きのようだった。

この後、すぐにスコーレに行って『狼をさがして』の予定だったが、気持ちが興奮していたのでスターバックスでゆっくりした。

それから伏見ミリオンで『水を抱く女』『sleep マックス・リヒターからの招待状』を観た。個性的な作品だった。これは明日に。
posted by ミッキー at 21:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする